
3分で簡単にわかる!「conference」と「meeting」の違いとは?会議を表す英単語の使い分けを英会話講師がわかりやすく解説!

今回はそんな「conference」と「meeting」の違いを、定義から確認しつつ、英会話講師まるっこと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/まるっこ
幼児から高校生まで幅広い年齢層に英語を教えてきた英会話講師。海外の食べ物が大好きで、輸入雑貨店を見つければ必ずチェックする。世界の遺跡や史跡を訪れることが趣味。
「conference」と「meeting」の違いとは?

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「conference」と「meeting」はどちらも日本語訳は「会議」です。しかしながら、英会話では会議の規模や場面に応じて「conference」と「meeting」は使い分けられていることを知っていますか?
簡単に言うと「meeting」が職場での会議やチームでの話し合いを示す言葉であることに対して「conference」はより大規模な、代表同士で行われる会議を意味します。
「conference」と「meeting」はどちらも「会議」
「conference」と「meeting」はどちらも日本語訳では「会議」ですが、英語での定義をみると少しニュアンスが異なります。ここでは「conference」と「meeting」の定義から確認していきましょう。
conference:
・an event, sometimes lasting a few days, at which there is a group of talks on a particular subject, or a meeting in which especially business matters are discussed formally
(特定の議題について数日にわたって実施される集まり、公式に開催されるビジネス領域にまつわる会議)
(出典:Cambridge Dictionary)
conference:会議、協議会、相談、協議(すること)
(出典:Webio英和辞典)
Formally(公式の)やlasting a few days (数日間に及ぶ)という言葉から連想できるように、「conference」は規模の大きい会議のことを意味します。
株主総会、社長同士の会談、有識者委員会、などの言葉を耳にしたことがあると思いますが、それらにあたるものが「conference」です。政治の分野で頻出する単語ですが、日常的な英会話ではあまり使用することはありません。

企業の代表者同士で行われる話し合いは「conference」だな。
meeting:
・a planned occasion when people come together, either in person or online (= using the internet), to discuss something
(人々が集まって直接、またはオンライン上で何かについて議論する状況)
(出典:Cambridge Dictionary)
meeting:(討議などの特別な目的の)会、集会、会議、大会、競技会、会の参加者、会衆、出会い、面会、遭遇
(出典:Webio英和辞典)
「meeting」は「会う(meet)」から派生した言葉という背景を持ち、「会議」だけでなく「出会いの場」という意味会いを持ちます。「conference」と同じく「会議」という日本語訳になっていますが、「conference」に比べてよりカジュアルな話し合いの場を表現する言葉として使用されていますね。
具体的にはチーム競技で作戦について話し合う場合や、仕事において日常的に会議をする場合です。数時間程度で終了することが多く、「conference」のように長期間行われるものではありません。日常生活でよく使われるのはこの「meeting」と言ってよいでしょう。
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