
3分で簡単にわかる!麻婆豆腐の「四川風」と「広東風」の違いとは?中国四大料理の特徴まで料理好き主婦ライターがわかりやすく解説
ライター/kuroaka
博物館・美術館好きで学芸員の資格を持つWebライター。料理も好きで、ほぼ毎食自炊している。実は得意料理が麻婆豆腐。一時期山椒をたっぷりかけた四川風麻婆豆腐を作るのにはまってよく作っていた。
麻婆豆腐の「四川風」と「広東風」の特徴は?

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麻婆豆腐における「四川風」と「広東風」の違いはなんでしょうか?答えはずばり「味付け」。四川風は辛く、広東風はマイルドな味付けです。それぞれどのような香辛料・調味料を使っているかみていきましょう。
四川風:辛い
四川風の特徴は「辛さ」。様々な香辛料・調味料を使い辛さの中にも旨味があります。使われている主な香辛料・調味料は以下の通りです。
・豆板醤(トウバンジャン)…唐辛子の辛さ
・山椒…しびれる辛さ
・甜麺醤(テンメンジャン)…コクと甘み
豆板醤と山椒で異なる辛さの調味料を混ぜ合わせています。辛口派に人気ですが、辛いものが苦手でも四川風麻婆豆腐は一度食べて病みつきになる人も。それは甜麺醤でコクを出しているからです。また麻婆豆腐はもともと四川省生まれの料理で、本家本元と言えます。
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広東風:マイルド
広東風はマイルドな味わいが特徴です。それは四川風と違って辛さを出す調味料が豆板醤のみで、他の調味料ではコクや旨味を出しているから。辛さが控えめでごはんにもよく合うので、辛いのが苦手な人にも食べやすい麻婆豆腐になっています。使われている主な香辛料・調味料は以下の通りです。