今回はブリトーとタコスの違いを見ていきます。名前は聞いたことがあるでしょうが、その違いを明確に説明できるやつはいるか。どちらも「生地で具材を包んでいるもの」くらいにしか思っていないんじゃないか?実は、その生地自体や包み方なんかに違いがあるようです。この先は外食好き主婦ライターのスズキアユミと一緒に詳細を解説していきます。

ライター/スズキアユミ

外食が大好きな主婦ライター。週に2回は外食を楽しみ、近隣のお店を開拓している。高級料理よりも庶民派の手軽なものが好み。

ブリトーとタコスの違いとは?

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ブリトーとタコスは、どちらもメキシコ料理です。名前はよく聞く2つの料理。それらにどんな違いがあるかご存知でしょうか。実は、具材を包む生地とその包み方、そして名前の由来に違いがありました。以下で詳しく見ていきましょう。

違いその1.生地

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1つ目の違いは生地です。ブリトーもタコスも薄い生地で包まれており、その生地はどちらも「トルティーヤ」と呼ばれるもの。ただし、ブリトーとタコスにはそれぞれ異なった原料からできるトルティーヤが使用されます

ブリトー:フラワートルティーヤ

ブリトーに使用されるのはフラワートルティーヤ。「フラワー」は小麦粉を指しますので、小麦粉からできたトルティーヤという意味です。フラワートルティーヤは白くて柔らかく、薄いパンのようない印象。所々にうっすら焼き目がついているので、インドカレーと一緒に食べる「ナン」にも似た見た目をしています。

タコス:コーントルティーヤ

一方、タコスに使われるのはコーントルティーヤ。名前の通り、トウモロコシの粉からできたトルティーヤで、メキシコ人の主食です。フラワートルティーヤに比べて若干黄色がかっており、香りに少しトウモロコシ特有のクセがあります。メキシコ北部では、タコスにフラワートルティーヤを使用することも。

違いその2.包み方

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2つ目の違いは包み方です。ブリトーとタコスはどちらも具材を包んで手軽に食べられる料理ですが、その包み方は明確に異なっています。その違いは「巻く」か「はさむ」か。これは見た目の印象を大きく左右しています。

ブリトー:具材を「巻く」

ブリトーは、生地で具材を巻きます。フラワートルティーヤがまるで春巻きの皮のような役割を果たし、包み終わったブリトーはロール状に。半分に切って提供するお店もあり、断面の彩りが美しいのも特徴。ぱくっと食べやすい形状ですね。

タコス:具材を「はさむ」

対するタコスは、生地で具材をはさみます。生地の上に具材を置いたら、パタンと2つ折りに。折り曲げて横から見ると生地がU字型に見えるのが特徴です。ガブっと豪快にかぶりついて、具材がこぼれないようにしないといけませんね。

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違いその3.名前の由来

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3つ目の違いは名前の由来です。ブリトー、タコスの名前には、それぞれ全く違った由来があります。似た形のものからイメージされたり、はたまた食べるシーンから名付けられたり。とても興味深いルーツとなっています。

ブリトー:「小さなロバ」という意味

ブリトーは「小さなロバ」という意味です。その由来は諸説あり、薄い生地で巻いた形がロバの耳に似ている、というものや、ロバの上に乗せて運んでいた毛布の形状に似ていたから、というものがあります。小さなロバ、なんだか可愛らしい名前ですね。

タコス:「軽食」という意味

タコスは「軽食」や「おやつ」という意味です。タコスは「タコ」とも呼ばれ、この「タコ」がずばり軽食・おやつを指しています。軽食=タコスとは、なんとポピュラーなメニューでしょうか。まさにメキシコを代表する国民食と言っても過言ではありませんね。

ブリトーとタコスはメキシコとアメリカで食べ方が異なる?

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メキシコはアメリカと隣接しているので、メキシコ料理がアメリカでも食され、また独自の進化を遂げていることも珍しくありません。ブリトーとタコスもその内の2つ。食べ方がどのように違うのか見てみましょう。

ブリトーの食べ方

メキシコのブリトーは細巻きが主流で、ブリトー専門店のほか、ガソリンスタンドでも手作りが販売されているほどの手軽さなのだとか。一方でアメリカのブリトーは、具材がたっぷり入った大型タイプが主流。中でもサンフランシスコ風が有名で、複数の具材をぎっしり詰めて太く巻き、アルミホイルに包んで提供するスタイルです。

タコスの食べ方

メキシコのタコスは柔らかいトルティーヤを使用するのが一般的ですが、アメリカではあらかじめU字型に折り曲げた、パリパリとした硬い生地を使うのがメジャー。タコシェルと呼ばれるその生地に具材を詰めたタコスは「ハードタコ」と呼ばれています。

\次のページで「どちらも味の決め手は「サルサ」!代表例を紹介」を解説!/

どちらも味の決め手は「サルサ」!代表例を紹介

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ブリトーもタコスも、最も重要な具材と言っても過言ではないのが「サルサ」です。サルサとはソースのこと。風味豊かで、時にはピリッと辛いソースを一緒に包むことで、ブリトー・タコスとしての味がバシッと決まります。

1.サルサ・メヒカーナ

サルサ・メヒカーナは「メキシコのソース」という意味で、レストランや家庭で常備されているほどのメジャーなソース。トマト・青唐辛子・玉ねぎを使ったシンプルな味わいながら、どんな具材にも相性抜群!病みつきになる味わいです。

2.サルサ・ベルデ

サルサ・ベルデの「ベルデ」は緑色という意味。グリーントマトを使ったソースで、酸味と辛みが合わさったさわやかな味が特徴です。使用されるグリーントマトは「トマティージョ」と呼ばれ、実はほおずきの一種なのだとか。

メキシコの味を楽しもう!

ブリトーとタコスには、生地、包み方、名前の由来、国ごとの食べられ方に違いがあることを解説してきました。今では日本にもメキシコ料理店やブリトー専門店、タコス専門店が多く出店しています。違いを知った上でお近くのお店に足を運び、ぜひ本場の味を楽しんでみてくださいね。

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雑学

ブリトーとタコスの違いは生地の種類と包み方にあり!外食好きライターが簡単にわかりやすく解説

今回はブリトーとタコスの違いを見ていきます。名前は聞いたことがあるでしょうが、その違いを明確に説明できるやつはいるか。どちらも「生地で具材を包んでいるもの」くらいにしか思っていないんじゃないか?実は、その生地自体や包み方なんかに違いがあるようです。この先は外食好き主婦ライターのスズキアユミと一緒に詳細を解説していきます。

ライター/スズキアユミ

外食が大好きな主婦ライター。週に2回は外食を楽しみ、近隣のお店を開拓している。高級料理よりも庶民派の手軽なものが好み。

ブリトーとタコスの違いとは?

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ブリトーとタコスは、どちらもメキシコ料理です。名前はよく聞く2つの料理。それらにどんな違いがあるかご存知でしょうか。実は、具材を包む生地とその包み方、そして名前の由来に違いがありました。以下で詳しく見ていきましょう。

違いその1.生地

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1つ目の違いは生地です。ブリトーもタコスも薄い生地で包まれており、その生地はどちらも「トルティーヤ」と呼ばれるもの。ただし、ブリトーとタコスにはそれぞれ異なった原料からできるトルティーヤが使用されます

ブリトー:フラワートルティーヤ

ブリトーに使用されるのはフラワートルティーヤ。「フラワー」は小麦粉を指しますので、小麦粉からできたトルティーヤという意味です。フラワートルティーヤは白くて柔らかく、薄いパンのようない印象。所々にうっすら焼き目がついているので、インドカレーと一緒に食べる「ナン」にも似た見た目をしています。

タコス:コーントルティーヤ

一方、タコスに使われるのはコーントルティーヤ。名前の通り、トウモロコシの粉からできたトルティーヤで、メキシコ人の主食です。フラワートルティーヤに比べて若干黄色がかっており、香りに少しトウモロコシ特有のクセがあります。メキシコ北部では、タコスにフラワートルティーヤを使用することも。

違いその2.包み方

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2つ目の違いは包み方です。ブリトーとタコスはどちらも具材を包んで手軽に食べられる料理ですが、その包み方は明確に異なっています。その違いは「巻く」か「はさむ」か。これは見た目の印象を大きく左右しています。

ブリトー:具材を「巻く」

ブリトーは、生地で具材を巻きます。フラワートルティーヤがまるで春巻きの皮のような役割を果たし、包み終わったブリトーはロール状に。半分に切って提供するお店もあり、断面の彩りが美しいのも特徴。ぱくっと食べやすい形状ですね。

タコス:具材を「はさむ」

対するタコスは、生地で具材をはさみます。生地の上に具材を置いたら、パタンと2つ折りに。折り曲げて横から見ると生地がU字型に見えるのが特徴です。ガブっと豪快にかぶりついて、具材がこぼれないようにしないといけませんね。

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