簡単でわかりやすい!ChoromiumとChromeの違いとは?違いから戦略までプログラマーがわかりやすく解説
Chrome:Chromiumをもとにしたグーグル製品
オープンソースのChromiumから20個以上のブラウザがつくられていると説明しましたが、そのうちの1つがグーグルのChromeです。Chromiumもグーグルがつくっているのに、さらにChromeをつくるのは不思議ですよね。この理由は後で説明します。
Chromeは英語で、クロムメッキやクロム合金のこと。金属はクロムメッキすることで光沢がでたり、硬く耐久性がよくなります。ウェブブラウザというものをグーグルがメッキしたものがChromeブラウザということです。そのメッキに必要なのがChromiumブラウザになります。Chrome=Choromium+グーグル独自部分というわけです。同様にEdge=Chrimium+マイクロソフト独自部分になります。
どこが違う?ChromeとChromiumの相違点
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ChromeはChromiumを元につくっています。しかし、グーグル独自の部分があるため、まったく同じではありません。これは、兄弟関係にあるChromeとEdge、Chromeと他のChromiumベースのブラウザの見た目や機能が違うのと同じです。
なぜ違うかというと、Chromiumはブラウザとしては最低限の機能しかないため。それ以外の便利な機能は各社が自由に付け加えることができます。グーグルが便利と思うものを付け足したのがChromeです。その違いの中から主なものを3つ説明します。
セキュリティ万全!自動アップデート機能
ブラウザは今やパソコンやスマホに欠かせないものになっています。ブラウザを使わない日はないと言っても過言ではありません。そのブラウザに重大な問題点があり、悪用されたら困りますよね。そのためのアップデートは欠かせないもの。しかし、アップデートがあっても忘れていたら意味がないですよね。
そんな時のために、Chromeは自動的にアップデートがあるかチェックしています。最新版が見つかると自動的にアップデート可能です。アップデートし忘れることがなくなるので安全ですよね。Chromiumは自分でアップデートする必要があります。
もっと便利になる?問題報告機能
Chromeは十分注意して問題が出ないようにつくっています。それでも問題が発生、Chromeが異常終了することも。そのような時に、グーグルに異常が起きた時の情報を送信するのが問題報告機能です。また、Chromeのどの機能をよく使っているといった情報もグーグルに送られます。そのような異常時の情報や統計情報を使ってグーグルはChromeを改良するわけです。
ただ、個人情報は含まないとは言え、グーグルに情報を送ることをよく思わない人もいます。問題報告機能はオフにできます。しかし、Chromiumには元々問題報告機能はありません。そのため、Chromeではない他のChromiumベースのブラウザを使うこともあります。そのようなものの中には、グーグルに情報を送らないことが売りにしているものもあるのです。
すぐに使えない?Chromiumはソースコードのみ
Chromeはグーグルのウェブサイトからダウンロードしてくればすぐに使えます。独自機能とは少し違いますが、これもChromeとChromiumの違い。オープンソースのブラウザであるChromiumは、公式にはプログラムの元になっているソースコードというものだけ。パソコンやスマホで動かすものは自分でつくる必要があります。プログラマならばソースコードから動くものをつくることもできますが、そうでない人には大変です。
ただ、それでは不便なので、世の中には動くChromiumが用意されているところがいくつかあります。ただ、中には怪しいものもあるかも。必ずそれを公開しているものが信頼できるところなのか確認してください。少なくとも、グーグルがすぐに使えるように用意しているのはChromeだけです。
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