
簡単でわかりやすい!ChoromiumとChromeの違いとは?違いから戦略までプログラマーがわかりやすく解説
- ChromeはChromium?ちょっとややこしい両者の関係
- Chromium:オープンソースのブラウザ
- Chrome:Chromiumをもとにしたグーグル製品
- どこが違う?ChromeとChromiumの相違点
- セキュリティ万全!自動アップデート機能
- もっと便利になる?問題報告機能
- すぐに使えない?Chromiumはソースコードのみ
- なぜ分けている?ChromiumとChromeがある理由
- 理由1.世界中の開発者の力を借り、社会貢献ができる
- 理由2.ブラウザではなく広告で儲けたい
- 理由3.ブラウザでの表示方法が統一されていればよい
- Chromiumはミールキット、グーグルが調理した見本がChrome
この記事の目次
ライター/woinary
某社で社内向け業務システムの開発、運用を30年近くやっていたシステム屋さん。現在はフリーランス。ウェブの経験も長くブラウザの仕組みや歴史にも詳しい。ガジェットやゲーム、ラノベが大好きなおっさんです。
ChromeはChromium?ちょっとややこしい両者の関係

image by iStockphoto
パソコンやスマホで欠かせないのがウェブブラウザです。そのブラウザで日本ではおよそ半数、世界でもおよそ3分の2を占めるのがChrome(クロム)ブラウザ。日本でも世界でも一番利用者が多いブラウザです。
そのChromeと名前が似ているChromium(クロミウム)というブラウザがあります。また、マイクロソフトのEdgeもchromiumが元になっていると聞いたことがあるかも。実はChormiumもChromeもどちらもグーグルが関わっています。この2つがどう関係し、何が違うのかを説明します。
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Chromium:オープンソースのブラウザ
Chromiumはグーグルが主導しているオープンソースのブラウザです。オープンソースとはある会社の中だけで開発するのではなく、世界中の人が協力してつくるもの。全体はグーグルが管理していますが、不具合の修正や新機能の追加はルールを守れば誰でも可能。プログラムが誰にでも公開されているので、自由に使うことができます。
Chromiumとは金属のクロムのこと。日本語で金属のクロムは英語では「chromium」になります。少しややこしいですね。オープンソースは他の会社などが自由に使うことができます。そのため、マイクロソフトがChromiumを元にしてつくったのがEdgeです。他にも有名なものからあまり知られていないものまで、20個以上のブラウザがChromiumを元につくられています。
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