
簡単でわかりやすい胚芽押麦と押麦の違い!栄養や加工方法・食べ方・選び方も文学部卒ライターが詳しく解説


解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/海辺のつばくろ
ダイエットのサポートになるとはいっても、胚芽押麦と押麦のどちらにしたら良いか迷う文学部卒ライター。
胚芽押麦と押麦の違い

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麦は固い表皮やでんぷん層を取り除かないと、十分に吸水できずにお米のように柔らかく仕上がりません。押麦というのは、加工していない状態の丸麦を蒸してから押しつぶして加工した麦のこと。見た目は平たい状態で真ん中に黒い線が入った状態になっています。
では、胚芽押麦と押麦、同じ押麦という穀物でありながらどのような違いがあるのでしょうか。
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胚芽押麦:胚芽つきのまま押麦
胚芽押麦というものは、胚芽の部分を付けたまま加工した押麦のことをいいます。胚芽は成長して芽になる部分のこと。ビタミンEや不飽和脂肪酸などの栄養が豊富です。食感は少し固さの残るぷりっとした感じ。また。独特の香りが残るのが特徴です。色合いは白米よりも少し黒っぽい色をしています。
押麦:胚芽を取り除いた押麦
押麦は胚芽を取り除いて加工した麦のこと。白米よりも少しもちもちした食感が特徴です。胚芽が残っていない分、少しくせのある匂いは和らぎ、食べやすいと感じる方は多いようですよ。胚芽押麦よりもビタミンEや不飽和脂肪酸の栄養価が劣りますが、水溶性、不溶性の両方の食物繊維がバランス良く含まれています。

そうだな。胚芽が付いた状態なら胚芽押麦、胚芽も除去されていれば押麦と呼ばれるのだな。丸のままでは食べにくく、蒸して押しつぶす過程が必要なのか。では、胚芽押麦と押麦の食べ方はどのようなやり方があるのだろうか。
胚芽押麦と押麦の食べ方

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胚芽押麦も一般的な押麦も、食べ方については大きな違いはありません。食感や香り、栄養価などの点から、どちらか好みのものを選んでみるとよいでしょう。
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