簡単でわかりやすい!シュウマイの皮と餃子の皮の違い!代用できる?春巻の皮との違いも雑学大好き図書館司書が詳しく解説
ライター/ひろみ
図書館司書として勤務18年目の主婦ライター。
利用者から寄せられるさまざまな疑問に答えるため、日々尽力している。
シュウマイの皮と餃子の皮の材料は同じ!
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中華料理の点心でありながら、すっかり日本の食文化になじんでいるシュウマイや餃子。冷凍食品も数多く販売されており、人気の高さがうかがえます。ご家庭でたくさん作ってパーティーを開く、という方もいるのでは。どちらも具材を皮で包んで作りますが、今回はその皮に注目していきましょう。
シュウマイの皮と餃子の皮はそれぞれ何からできているのでしょうか。実はどちらも小麦粉が主な原材料なのです。作り方も同じ!小麦粉に少量の塩と水を混ぜ、こねて延ばして作られます。水分量は50-60%程度。
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シュウマイの皮と餃子の皮の違いは形と厚さにあった!
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では、シュウマイの皮と餃子の皮の違いはどこにあるのでしょうか。それは皮の形と厚さです。生地をどのような形にするのかどこまで薄くするのかによって、どちらになるのか決まります。それでは、一般的なシュウマイの皮と餃子の皮の形と厚さを詳しくみていきましょう。
シュウマイの皮の形と厚さ
シュウマイの皮は四角形。皮の真ん中に具材を置き、角を持ち上げるように包むことで円柱状にしやすくなります。厚さは0.5mm前後のものが一般的。かなり薄いですね。シュウマイは蒸し器で蒸すため、皮が薄い方が火の通りが早くなるからです。また薄めの皮は具材となじみやすいという利点もあります。
餃子の皮の形と厚さ
餃子の皮は円形。具材を包んで半分に折ればあの三日月型のできあがりです。厚さは1mm前後のものが多くなっています。具材を包むとき、焼くときに破れにくくするため、シューマイより皮は厚め。
大きさや厚さの違う数種類の餃子の皮が売られているスーパーもあります。皮が厚いほどモチッとした食感になるので、水餃子にする場合は厚めのものがおすすめ。焼き餃子なら、薄めの皮のほうがパリッと焼き上がりますよ!小さめの皮で、一口サイズのものを大量に作っても楽しいですね。
シュウマイの皮と餃子の皮はそれぞれ代用できる?
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「シュウマイの皮と間違えて餃子の皮を買ってしまった」「残っているシュウマイの皮で餃子を作りたい」そんなこと、ありませんか?そんなときも大丈夫!原材料は同じなので、代わりに使うことができます。代用するときの包みかたのコツや、火を通す時の注意点も合わせてみていきましょう。
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