雑学

簡単にわかるDVD-RとDVD-RWの違い!ファイナライズとは?録画用とデータ用の違いについても工学系院卒ライターがわかりやすく解説!

この記事ではDVD-RとDVD-RWの違いについて掘り下げていきます。どちらも書き込みができる記録型DVDですが、書き込める回数以外にも、使われる材料や記録の仕方が異なるようです。今回はこの2つのDVDの違いのほか、DVDの特徴などについても、大学で記録媒体の研究をしていたライターthrough-timeと一緒に解説していきます。

ライター/through-time

工学修士で、言葉や文学も大好きな雑食系雑学好きWebライター。学生時代に学んだ記録媒体の知識を生かし、DVD-RとDVD-RWの違いについて説明していく。

DVDとは

image by iStockphoto

記録型ブルーレイが一般的になった今でも、比較的安価で手に入り、手軽に使える記録型DVD。テレビ番組の録画やパソコンのデータのバックアップなど、まだまだ欠かせない存在です。代表的な記録型DVDにDVD-RDVD-RWがありますが、その違いに着目する前に、まずはDVDがどういうものなのかを解説しましょう。

光ディスクとは

ディスクメディアまたはディスクと呼ばれる円盤状記録媒体の中でも、レーザー光を照射してデジタル信号を読み書きするもの光ディスクです。デジタル信号に対応する微細な加工を施した記録層レーザー光を反射する反射層、保護層などの複数の層を、ポリカーボネイトなどの樹脂ディスクの表面に形成したもので、樹脂側からレーザー光を照射します。

樹脂ディスク自体が記録面を保護する役割を果たすため、ハードディスクなどほかのディスクと比べて汚れや衝撃に強く、持ち運びがしやすいのがメリットです。

光ディスクは時期や特性により第1から第3まで世代分けができます。代表的な第1世代光ディスクがCD(Compact Disc)、第2世代DVD第3世代ブルーレイ(Blu-ray Disc,BD)です。

DVDの特徴

DVDは映像コンテンツやソフトウェアの販売・頒布のほか、コンピュータのデータ記憶用としても用いられます。その容量は一番少ないものでも4.7GBで、CDの約7倍です。

CDやDVDの記録面には、ピットと呼ばれるデジタル信号に対応する小さなくぼみが刻まれていますが、DVDのピットはCDよりもサイズが小さく、高密度になっています。照射するレーザー光も波長が短くなっており、CD近赤外線レーザー波長780nm)であるのに対し、DVD赤色レーザー波長650nm)です。

DVDの構造

DVDはCDと同じ、直径12cm厚さ1.2mmのディスクですが、CDディスク1枚であるのに対し、DVDは厚さ0.6mmのディスク2枚を貼り合わせています。2枚貼りにしたのは、ディスクを薄くすることでレーザー光の読み取り精度を上げるためでしたが、結果的に熱や湿気による反りにも強くなりました。2枚のうち、1枚が記録層を持つディスク、もう1枚がダミーディスクです。

片面1層は記録層を1つ持っており、一方のディスク表面にピットを作った後、光を反射しやすい金属膜を形成し、その上にダミーディスクを貼り合わせています。

片面2層は記録層が2つです。1層と同様ディスク表面にピットを作った後、光を一部通す半透明の金属膜をつけ、その上にスペーサ層→ピット→光を反射しやすい金属膜を形成していきます。ダミーディスクを貼る工程は同じです。

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