3分で簡単にわかる!「創味シャンタン」と「ウェイパー」の違いとは?味の違いや歴史について主婦ライターがわかりやすく解説
ライター/kuroaka
博物館・美術館好きで学芸員の資格を持つWebライター。料理も好きで、ほぼ毎食自炊している。近頃は健康を気にして減塩タイプの調味料を手に取るようになってきた。
「創味シャンタン」と「ウェイパー」の違いは?
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中華料理に大活躍の調味料「創味シャンタン」と「ウェイパー」。その違いはなんでしょうか?同じような調味料のため、わからない方も多いかと思います。これを読めば2つの違いだけでなく「創味シャンタン」と「ウェイパー」の複雑な関係についてもわかってきますよ。さっそく、それぞれの味の特徴からみていきましょう。
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違いその1.味
味について創味シャンタンはあっさり、ウェイパーはこってりとしています。創味シャンタンは比較的薄味なので素材の自然な味が引き出せるのが特徴。ウェイパーは濃いめに作られているので少量でも料理の味が決まりやすいのが特徴です。
注意したいのが、創味シャンタンとウェイパーともに、缶・チューブタイプではそれぞれ味が少し違うということ。チューブは出しやすいように柔らかく作られているため、原材料から違うんです。創味シャンタンは粉末タイプがありますが、こちらも缶・チューブタイプと原材料が少し異なります。もちろん味は缶・チューブタイプ・粉末で似たように作られていますが、まったく同じものというわけではありません。
違いその2.販売元
次に「創味シャンタン」と「ウェイパー」の大きな違いは販売元です。それぞれの販売元は以下の通り。
・創味シャンタン:株式会社創味食品(製造、販売会社)
・ウェイパー:式会社廣記商行(小売業者)
ウェイパーは小売業者が販売元になっていますね。実は昔のウェイパーは創味食品が製造し、廣記商行が販売をしていました。しかし、今は違います。どういうことなのか次の項目でみていきましょう。
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