
3分で簡単にわかる2拍子と4拍子の違い!楽譜は同じでも雰囲気が変わる!音楽好きライターがわかりやすく解説
今回はそんな音楽の2拍子と4拍子の違いについて音楽好きのミサキと一緒に解説していきます。

ライター/ミサキ
おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。幼いころから現在までピアノや音楽が好きで、絶対音感を持っている。自室や車では音楽を流し続けるのが日常。
2拍子と4拍子の違いは演奏方法

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2拍子と4拍子の違いは演奏方法にあります。少し聞いただけでは、同じように感じるかもしれません。簡単にいうと、曲の「ノリ」の違いです。曲のノリやリズムの取り方が違うことで、演奏方法が変わります。リズムの違いとはどういうことなのか詳しく見てみましょう。
曲のとらえ方やリズムが違う

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音楽を聴いたり歌を歌ったりする時に、曲に乗って体が揺れることがありますよね。その揺れが「拍子」です。分かりやすく、拍子を数字で表します。2拍子は「1・2・1・2」、4拍子は「1・2・3・4・1・2・3・4」の繰り返しです。4拍子でも「1と3」を強く意識することから、2拍子と混同するのではないかと思います。
数字が多くて分かりにくい方は、2拍子はどんどん進む曲、4拍子は円を書くように進む曲、くらいに思ってもらえばよいでしょう。
2拍子と4拍子の楽譜は同じ?
2拍子は「2/2」(2分の2拍子)と「2/4」(4分の2拍子)の2種類です。「2/2」は2分音符ふたつで、「2/4」は4分音符ふたつでひとつのまとまりとなります。4拍子は「4/4」(4分の4拍子)で、4分音符4つでひとつのまとまりです。
「2/2」と「4/4」の楽譜をみてみると、同じ楽譜に見えます。楽譜冒頭の記号や数字が違うだけ。この記号や数字が、その曲の拍子を表しています。ふたつの2拍子である「2/4」と「4/2」は楽譜は違っても、とらえ方やリズムの取り方は同じです。
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