雑学

3分で簡単にわかる「習得」と「修得」の違い!意味や使い方・「取得」「会得」との違いもビジネス文書熟練者が解説!

よぉ、桜木建ニだ。何かを学んで身につけるときに「習得」や「修得」といった言葉をよく使うよな。どちらも意味は似ているが、言葉によって意味することに違いがあるみたいだ。
今回はこの違いについて、言葉の使い方にこだわるビジネス文書熟練者の西風と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/西風

企業にて10年以上にわたりビジネスパーソンとの交流や企画書・論文作成を経験。現在は後進育成にも注力。文章のわかりやすさはもちろん、言葉の意味や使い方にもこだわり、わかりやすく正確な情報をお届けします。

「習得」と「修得」の違いとは?

image by iStockphoto

この2つは学問や技術などを学び、身につけるときに使われる言葉です。しかし、「正確な違いがわからない」「適切に使い分けができない」という人も多いのではないでしょうか。この2つの違いを理解することで、学んだ内容や学び方によって適切に言葉を使い分けできるようになります。それでは、2つの違いについてくわしく見ていきましょう。

「習得」は習って身につけること

“習”は繰り返し行って身につける・習うという意味を、“得”は手に入れる・わかるという意味をもつ漢字です。この2つが組み合わされた「習得」は、誰かに習うことでわかり、身につけることを表しています

「修得」は学んで身につけること

“修”は学問・技芸を身につけるという意味をもつ漢字です。“得”と組み合わされた「修得」は、学問や技芸を学んで身につけることを表しています。

「習得」の意味や使い方

image by iStockphoto

ここから「習得」と「修得」の違いに着目してくわしく見ていきましょう。

「習得」の意味

「習得」を辞書でくわしく調べると、以下のように記載されています。

学問・技芸などを、習って覚えること。「運転技術を―する」

引用:デジタル大辞泉

\次のページで「「習得」の使い方」を解説!/

次のページを読む
1 2 3 4
Share: