簡単で分かりやすい!扇と扇子の違いとは?団扇との違いも元教員ライターが詳しく解説!
扇の由来
「扇」の文字は、もともと「開いたり閉じたりする扉」や「軽い扉」のことを表しています。この意味から転じて、当時すでに日本に輸入されていた団扇を指すようになり、あおいで風を起こす道具という意味で使われるようになりました。また「おうぎ」という音は、動詞の「あおぐ」の連用形から由来していると考えられています。
扇子の意味
扇子について知るために、まずは辞書に載っている扇子の意味から確認していきましょう。
折りたたみができるおうぎ。末広がり。
出典:精選版 日本国語大辞典
意味にある通り、扇子は折りたたみができるおうぎを指しています。最近では、扇のイメージも折りたたみ式のものになってきているので扇と扇子が混同しがちですが、元々は扇子は扇の中の一種だったのです。
扇子の仕組みは、複数の細い竹で作られた骨を根元で留め、そこに紙などを貼り合わせて開閉ができるようになっています。また扇子は平安時代に日本で生まれた道具だとされていて、その後ヨーロッパなど世界にも広がりました。主な用途は風を起こして涼をとることですが、扇と同様にお茶や舞踊などの儀式や贈答品として、さらに和服を着るときの必需品としても使われます。
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