
3分でわかる「定量」と「定性」の違い!意味や具体例・メリット・デメリットもビジネス文書熟練者がわかりやすく解説

今回は目標設定や評価を行うときに欠かせないこの2つを、メリット・デメリットも含めて、ビジネス文書作成の熟練ライター西風と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/西風
企業にて10年以上にわたりグループやチームでの仕事や企画書・論文作成を経験。現在は後進育成にも注力。文章のわかりやすさはもちろん、言葉の意味や使い方にもこだわり、わかりやすく正確な情報をお届けします。
「定量」と「定性」の違いとは?

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この2つは学業や仕事、研究といった分野で、目標設定や評価、分析を行うときによく使われる言葉です。具体的な状態を表す点が似ていることから、それぞれの明確な意味や違いがわからないという人も多いのではないでしょうか。
この2つの違いを理解することで、目標設定や評価などがしやすくなり、円滑なコミュニケーションが可能になります。その違いについて、くわしく見ていきましょう。
「定量」は数値で表せる状態
「定量」とは、数値化して客観的に表す状態です。点数や金額・変化した割合などが該当します。
「定性」は数値で表せない状態
「定性」とは、数値化できず主観的に表す状態です。物事の質の部分が該当します。
「定量」の意味
「定量」を辞書で調べると、以下の意味だとわかります。
1.一定の分量。決められた分量。
2.化学分析で、ある物質中に含まれている成分の量を定めること。
出典:デジタル大辞泉
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