この記事ではSDXCとSDHCの違いについてみていきます。どちらもSDカードの一種となっており、SDカード・SDHCカード・SDXCカードはそれぞれ性能や対応機器が違うため、用途にあわせて使い分けることが大切です。今回はそんなSDXCとSDHCの違いを、詳しい特徴や価格の違いとあわせて、読書家Webライターのハヤカワと一緒に解説していきます。

ライター/ハヤカワ

学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。

SDXCカード・SDHCカードとは?

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SDXCカード・SDHCカードは、それぞれ容量など性能が違います。まずはそれぞれがどういうものなのか、簡単に確認していきましょう。

SDHCカードとは?

SDHCカードは2006年に登場した、従来までの最大容量を超える32GB以上の容量に対応したSDカードです。SDカードと同じサイズとなっており、下位互換性をもっているためSDHCに対応した機器は従来までのSDカードも同様に使用することができます。

SDXCカードとは?

SDXCカードは2009年に、SDHCの容量を超える、64GB以上の記憶容量に対応する新規格として登場したSDカードです。SDカード・SDHCカードよりも登場時期が新しく、より優れた性能をもったSDカードとなっています。こちらもSD・SDHCとサイズが同じであるため、SDXC対応機器はSD・SDHCも同様に使用することが可能です。

SDXCカードとSDHCカードの違い

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SDXCカードとSDHCカードのそれぞれの詳しい特徴の違いについても確認していきましょう。SDXCカード・SDHCカードは主に容量と対応機器に違いがあります。

\次のページで「その1.容量」を解説!/

その1.容量

SDXCカードとSDHCカードは、対応している容量に違いがあるため注意が必要です。SDHCカードが最低4GB・最大32GBの容量に対応しているのに対し、SDXCは最低64GB・最大2TBまでの容量に対応しています。それぞれ比較してみると、SDXCの方が対応容量が大きいと覚えておきましょう。

その2.対応機器

SDXCカードとSDHCカードはそれぞれ対応機器にも違いがあります。SDカード・SDHCカード・SDXCカードの互換性は下位互換のみとなっており上位互換性をもっていないため、SDカードをSDHC・SDXC対応機器で使うことはできますが、SDHCやSDXCをSDカードのみ対応の古い機器で使用することはできません。

購入時には必ず使用する機器が対応している規格をチェックし、機器にあった種類のSDカードを購入しましょう。どの種類のSDカードに対応しているか分からない場合は、機器の取り扱い説明書やメーカーからの情報を確認するか、または機器本体に描かれたSD・SDHC・SDXCのロゴマークの有無を確認するのがおすすめです。

SDXCカードとSDHCカードの価格差は?

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SDXCカードとSDHCカードの価格を比較してみると、SDXCカードの方が高い傾向があります。容量がそれほど必要ない場合は、価格と容量のバランスがとれたコスパの良いSDHCカードを選択するのがおすすめです。必要な容量と照らし合わせて、SDHC・SDXCどちらを選ぶのか選択していきましょう。

SDXCカードとSDHCカードの大きな違いは容量の大きさ!

この記事ではSDXCとSDHCの違いを説明しました。SDXCカードとSDHCカードはそれぞれ記憶容量に違いがあります。SDHCカードは4GB~32GB、SDXCカードは64GB~2TBの容量となっているため、必要な容量にあわせて種類を上手く選択していきましょう。

またSDXCカードとSDHCカードの価格の違いを比較してみると、SDXCカードの方が高い傾向があります。容量はそれほど必要なく手頃な価格で購入したい場合は、SDHCカード。大量のデータを保存したい場合は、容量に余裕のあるSDXCカードを選びましょう。今回の記事が皆さんの参考になっていれば幸いです。

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3分で簡単にわかる!SDXCとSDHCの違いとは?それぞれの特徴と価格の違いを読書家ライターがわかりやすく解説!

この記事ではSDXCとSDHCの違いについてみていきます。どちらもSDカードの一種となっており、SDカード・SDHCカード・SDXCカードはそれぞれ性能や対応機器が違うため、用途にあわせて使い分けることが大切です。今回はそんなSDXCとSDHCの違いを、詳しい特徴や価格の違いとあわせて、読書家Webライターのハヤカワと一緒に解説していきます。

ライター/ハヤカワ

学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。

SDXCカード・SDHCカードとは?

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SDXCカード・SDHCカードは、それぞれ容量など性能が違います。まずはそれぞれがどういうものなのか、簡単に確認していきましょう。

SDHCカードとは?

SDHCカードは2006年に登場した、従来までの最大容量を超える32GB以上の容量に対応したSDカードです。SDカードと同じサイズとなっており、下位互換性をもっているためSDHCに対応した機器は従来までのSDカードも同様に使用することができます。

SDXCカードとは?

SDXCカードは2009年に、SDHCの容量を超える、64GB以上の記憶容量に対応する新規格として登場したSDカードです。SDカード・SDHCカードよりも登場時期が新しく、より優れた性能をもったSDカードとなっています。こちらもSD・SDHCとサイズが同じであるため、SDXC対応機器はSD・SDHCも同様に使用することが可能です。

SDXCカードとSDHCカードの違い

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SDXCカードとSDHCカードのそれぞれの詳しい特徴の違いについても確認していきましょう。SDXCカード・SDHCカードは主に容量と対応機器に違いがあります。

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