
3分で簡単にわかる!「made of」と「made from」の違いとは?使い分けのポイントを英会話講師がわかりやすく解説!
今回はそんな日常的に使うであろう「made of」と「made from」の違いを、英会話講師まるっこと一緒に解説していきます。

ライター/まるっこ
幼児から高校生まで幅広い年齢層に英語を教えてきた英会話講師。海外の食べ物が大好きで、輸入雑貨店を見つければ必ずチェックする。世界の遺跡や史跡を訪れることが趣味。
「made of」と「made from」の違いとは

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「made of」も「made from」もどちらも「~からできている」という意味です。どのように使い分けるのでしょうか?その違いは「製品から素材の形が見えるかどうか」というポイントにあります。製品から素材の形がわかる場合には「made of」を、製品から素材の形がわからない場合には「made from」が適切だとされていますね。
「made of」は素材の形がわかるとき
「素材の形がわかる」とは一体どういうことでしょうか?具体例として、木製の椅子をイメージしてみてください。おそらく椅子の色は茶色で、表面には木目がありますよね?このとき、完成品である椅子からは木が素材であることをイメージすることができます。このように加工される前の姿を保っている場合に用いられるのが「made of」です。
「made from」は素材の形が変化したとき
「made of」とは対照的に「素材の形がわからない」とはどのような場合でしょうか?今度はぶどうジュースをイメージしてみてください。紫色の液体が紙パックやペットボトルに入っていますよね?この紫色の液体は、元々丸いブドウの果実を潰して果汁を絞ったものからできています。木の椅子とは異なり、素材であるブドウの原形が全くありません。
このように加工される前の姿がわからない場合には「made from」が適切です。
「made of」と「made from」の使い分け
「made of」と「made from」が素材の形が認識できるか否かで使い分けられると解説しました。ここからは実際にどのような製品に「made of」や「made from」が使われているのかを確認していきましょう。
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