簡単でわかりやすい!「御家人」と「旗本」の違いとは?「大名」との違いも雑学マニアが詳しく解説
直参って何人くらいいたの?
「旗本八万騎」という言葉がありますが、1722年の調査での実際の旗本の人数は約5200人、また御家人は約1万7000人だったと言われていますよ。
ですが1633年に定められた軍役規定に照らすと旗本の出陣総数は約6万7500人になり、これに御家人約1万7000人を加えれば8万4500人の大軍となります。そうなると「旗本八万騎」というのもあながちウソではなかったのかもしれませんね。
1万石ってどれくらい?
「石(こく)」は主に米穀を量るのに用いられた体積の単位です。「1石=10斗=100升=1000合」で「1合=約180ml」。1合のお米の重さはおよそ150gですので、お米1石の重さは約150kg、つまり「1万石の重さ=1500t」です。
ちなみに、米価を現在の「60kgあたり1万4000円」と仮定すると「1500tのお米の値段=3億5千万円」となり、江戸時代の年貢率「四公六民」に従うと、1万石の収入はこの4割ということで…おおよその計算ではありますが、1億4千万円になりますね。
「御家人」と「旗本」は江戸幕府の要だった
現代とは違い、江戸時代はれっきとした身分社会でした。そのため将軍に直接仕える者の中でも、「御家人」「旗本」とはっきりと区別をつけていたのですね。ざっくりとまとめると、「御家人は将軍直属の部下だけど将軍に会えない人」、「旗本は将軍直属の部下で将軍に会うことができる人」です。こう書くと御家人が少し不憫な感じがしてしまいますが、当時の将軍様がいかに偉い人だったのかがわかるような気もします。最後になりますが、この記事が江戸時代の理解の助けになれば幸いです。





