
簡単でわかりやすい!ゴルゴンゾーラとブルーチーズ の違いとは?世界三大ブルーチーズや青カビについても食いしん坊ライターが詳しく解説

ライター/ao
子どもの頃からクセの強い、お酒のつまみになるような食べ物が大好きなライター。ブルーチーズも大好きだが、特別な日に食べる贅沢品としている。
ゴルゴンゾーラとブルーチーズの違いとは

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ブルーチーズとは、熟成期間に青カビを繁殖させたチーズのことをいいます。一方ゴルゴンゾーラとは、ブルーチーズの一種で、世界三大ブルーチーズのひとつです。
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ブルーチーズとは
ブルーチーズは一般的なチーズとは異なり、チーズ全体にカビが生えており独特な見た目をしているので、普段チーズを食べない人でも見かけたことはあるかもしれません。どのような特徴をもったチーズなのでしょうか。ここからはブルーチーズについて詳しく解説していきます。
ブルーチーズ:カビを繁殖させたチーズ
ブルーチーズとは牛乳や羊乳を原料として作られるチーズの一種で、チーズの内側に穴を開けて、組織の中で青カビを生育、内部から熟成させるチーズです。チーズ内部の隙間に大理石状に青カビが生えています。
一般的なチーズと比べると、濃厚でクセのある風味と香りを持ち、塩分が強めなのが特徴。熟成させる青カビはチーズ用に培養された青カビ菌ですが、ヨーロッパでは自然に生える青カビを利用してブルーチーズを作るところも一部にあるようです。
ブルーチーズの歴史
ブルーチーズの起源についてははっきりしたことが分かっていませんが、2000年前のローマ時代の書物にブルーチーズの記述があり、フランスのロックフォール・シュール・スールゾン村の羊飼いの伝説が有名です。羊飼いの青年が休憩中に洞窟でパンとチーズを食べようとした時に、洞窟の前を美しい娘が通り過ぎました。青年はその娘に一目ぼれ。パンとチーズをそのままにしてその娘を追いかけました。
それからずいぶん後になって、置きっぱなしにしていたパンとチーズを取りに行くと、チーズに青カビが生えており、おそるおそる食べてみたところ、驚くようなおいしさだった、という伝説が有名です。洞窟の中で低温熟成されてできたということですね。
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