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簡単でわかりやすい!初任者研修と実務者研修の違いとは?誰でも受けられる?研修を受けるメリットも元看護師が詳しく解説!


初任者研修、実務者研修とは何か知っているか?介護に携わりたいが介護福祉士の資格は持っていない、という人におすすめです。受けられる人や内容の違いなどを、元看護師のライター、近野チカとともに詳しく解説していきます。

ライター/近野チカ

元看護師で検索マニアなWebライター。職場で高齢者に接する機会が多かったため介護関連に詳しい。

初任者研修と実務者研修の違いは?

image by iStockphoto

どちらも共通しているのが、介護に関する知識や技術を学ぶことができることです。初任者研修は初心者向けで基本的な内容であるのに対し、実務者研修はさらにステップアップしたい人向けで、より専門的な内容を学べます。

初任者研修は初任者向け

正式名称は「介護職員初任者研修」といい、在宅・施設を問わず、介護職として働く上で基本となる知識・技術を習得する研修です。誰でも受講でき、講義と演習合わせて約130時間ある全課程終了後、修了試験(筆記試験)に合格する必要があります。

介護施設では資格を持っていなくても働くことはできますが、専門知識や技術がある人材を求めている施設が多く、就職に有利です。また、訪問介護事業所(利用者の自宅などに訪問して介護を行う事業所)においては身体介護(食事や入浴、排泄、更衣の介助や移動時の支援といった利用者に直接触れて行うサービスのこと)を行うのに必要な資格のため、初任者研修修了者には訪問介護で働く道が開けます。

実務者研修は初任者研修よりランクアップした内容

正式名称は「介護福祉士実務者研修」といいます。幅広い利用者への基本的な介護や医療的ケアに関する知識・技能を習得することを目標としており、介護福祉士養成施設における到達目標と同等の水準が求められる資格です。受講時間は450時間と初任者研修よりも長く、専門的な内容になります。

ヘルパーとはどう違う?

高齢化が進むわが国では介護を担う優秀な人材育成をするため、介護資格の見直しが行われてホームヘルパー2級・1級は2013年に廃止されました。廃止前に取得した資格はそのまま有効です。

ホームヘルパー2級は初任者研修と同等、と言われていますが、受講科目に認知症ケアについての科目が追加され、実習が廃止された代わりにスクーリング時間が多くなり(89.5時間)、修了試験が実施されています。

実務者研修は介護基礎研修、ホームヘルパー1級に変わってできた資格と言われていますが、現在ヘルパー1級だけでは介護福祉士の受験資格はなく、一部の科目については実務者研修を修了しなければなりません。3年以上の実務経験と実務者研修修了で介護福祉士の受験資格を得ることができます。

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