雑学

簡単でわかりやすい!Wi-Fiの「WPA」と「WPA2」の違いとは?暗号化の仕組みや特徴を現役システムエンジニアが詳しく解説

この記事ではWi-Fi接続時の認証方式である「WPA」と「WPA2」の違いについてみていきます。自宅やカフェでWi-Fi接続をする際にセキュリティを気にしたことはあるでしょうか。最近はフリーWi-Fiスポットも増えているから、特に気を配るべきです。今回は認証方式や暗号化の特徴や、暗号化しない場合のリスクについて、現役システムエンジニアのよーいずみと一緒に解説していきます。

ライター/よーいずみ

某大手IT企業に10年以上勤務している現役システムエンジニア。知識と経験に裏付けられた、わかりやすいIT関連の情報をお届け。趣味はバンド活動とガジェットいじり。

Wi-Fi接続のセキュリティ

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いまや自宅だけでなく外出先でもWi-Fi接続することが一般的になりました。それに比例し、悪意のあるユーザーによる通信傍受もリスクが高まっていることから、Wi-Fi接続にはどんな危険があるのか解説していきます。

Wi-Fi接続時は暗号化が必要

Wi-Fi接続する際にパスワード入力を求められるアクセスポイントと、パスワードなしで利用できるアクセスポイントの2パターンが存在します。

パスワードなしのほうは一見手軽に見えますが、セキュリティは皆無です。どんなユーザーでも接続できるということは悪意のあるユーザーが集まりやすいとも言えます。そのため、パスワードなしのアクセスポイントはセキュリティリスクが高すぎるため利用してはいけません。一部のセキュリティソフトでは接続を許可できないブロックをしているものもあるくらいです。

暗号化しないとどうなるのか

ここまでセキュリティと何度も言ってきていますが、Wi-Fi接続を暗号化しない場合どんなリスクがあるのでしょうか。イメージとしては端末とアクセスポイントの間でデータが宅配されていると考えてください。暗号化していない場合、アクセスポイントに届けたい荷物(データ)はアクリルの透明な箱に梱包されており、誰でも中身が確認できてしまいます。クレジットカード情報や銀行の暗証番号などもバレバレの状態です。

また、送り主の情報も見られてしまい、端末へ侵入(不正アクセス)されてしまう可能性もあります。不正アクセスされてしまったらクレジットカード情報等だけでなく重要な電子ファイルも流出してしまい、より深刻な被害を受けてしまうでしょう。

「WPA」と「WPA2」の違いとは?

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Wi-Fiの認証方式として「WPA」「WPA2」があります。従来の「WEP」に代わって登場したこの2種類の認証方式がどう違うのか、解説していきましょう。

\次のページで「WPA:WEP方式の脆弱性を解消した進化版の認証方式」を解説!/

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