雑学

3分で簡単にわかる!「共和制」と「民主制」の違いとは?君主制・独裁制との違いも歴史好きライターがわかりやすく解説

この記事では「共和制」と「民主制」の違いについてみていきます。国の政治方針の原理を政治体制というが、2つともこの政治体制の種類を表す言葉です。世界には様々な政治体制があり、これら政治体制の言葉の意味を知っておくとニュースや新聞の内容を理解するのに非常に役立つぞ。今回はそれら政治体制の中でもよく耳にする共和制と民主制について、歴史好きライターまるっこと一緒に解説していきます。

ライター/まるっこ

世界中を飛び回るライター。高校時代に世界史の勉強に熱中したことがきっかけで、世界各国の遺跡や遺産を巡る旅に出かけている。自身の経験を活かして人々に世界のことをわかりやすく解説していく。

「共和制」と「民主制」の違いとは?

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ざっくりと解説すれば、「共和制」とは君主が存在しない政治体制を示し「民主制」とは国民一人ひとりが政治に参加する政治体制を示します。この違いを理解するポイントは、「共和制」と「民主制」が登場した歴史を知ることでしょう。ここからは「共和制」と「民主制」の成り立ちと、どのような国が当てはまるのかを見ていきます。

「共和制」とは?

「共和制」とは「君主制」の対となる政治体制のことを指します。君主、というのは簡単にいうと王様のことです。王様が存在しない共和制では、国民が選挙によって大統領を選出し、この大統領が大きな権限と共に国家のトップとして役割を果たします。

君主が存在しないのが「共和制」

「共和制」とは王様がいないことであると解説しました。辞書による「共和制」の定義は次のようになります。

共和制(republic)
一般には世襲君主や選挙による君主以外の個人あるいは集団によって統治される政治形態をいう。少数の特権階級に主権がある貴族的共和制・寡頭かとう的共和制などがあるが、一般には国民の意志に基づく政治が行われる民主的共和制をいう。(出典:コトバンク)

なぜ人々は君主ではなく自分たちで国家のトップを決めようとしたのでしょうか?

この答えは18世紀に起きたフランス革命が関係しています。フランス革命以前のフランスは、絶対的な支配力を持つ国王によって統治されてきました。国王の中には国民に多額の税金を支払わせるなど、国民の意見を無視した政治を行う人がいました、不満を爆発させた国民はフランス革命によって国王を倒し、自分たちで国のトップを決める「共和制」を樹立させました。

国民が選挙で選ぶという点では民主制であるため、民主主義で共和制である国は数多く存在するといえるでしょう。共和制の具体例はアメリカ、フランス、韓国です。また○○共和国、という国名の国は共和制である場合が多いですね。

\次のページで「「共和制」の対義語は「君主制」」を解説!/

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