3分で簡単にわかる!CD-Rのデータ用と音楽用の違いとは?音質の違いや再生できない場合の対処法も読書家ライターがわかりやすく解説!
ライター/ハヤカワ
学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。
CD-Rのデータ用と音楽用の違いとは?
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それではCD-Rのデータ用と音楽用について確認していきましょう。
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データ用:パソコン利用向けデータ記録用ディスク
データ用のCD-Rは、パソコン利用向けデータ記録用ディスクとなっており、文書ファイル・動画ファイルなどパソコン上のデータを書き込むことができます。音楽用CD-Rと比較して価格も安く、幅広い用途で用いることができるCD-Rです。
音楽用:家電CDレコーダー向けデータ記録用ディスク
音楽用のCD-Rは、家電のCDレコーダー向けのデータ記録用ディスクです。家電のCDレコーダーを使って録音する場合、こちらの音楽用CD-Rしか対応しておらず、データ用CD-Rを使うことはできません。音楽用CD-Rはパソコンでの使用にも対応しているため、パソコン上で書き込みを行う場合は、データ用・音楽用どちらを使っても問題ありません。
音楽用CD-Rはメーカーが「私的録音補償金」を支払っており、このため音楽用CD-Rは著作権を含んだ音楽CDのダビングなどに利用することができます。その分音楽用CD-Rの販売価格には著作権料が上乗せされており、価格は高めとなっている点に注意しましょう。
データ用と音楽用で音質は違う?
名前の印象から音楽用のCD-Rは、データ用よりも音質が良いと思ってしまいがちですが、実はどちらも構造的には同じものとなっており音質には違いがありません。ただし音楽用CD-Rはデータ用よりも著作権料分、価格が高いことから、メーカーも品質には十分注意を払っている傾向があります。
安価なデータ用CD-Rの中には音にノイズが入ったり故障しやすい粗悪な品質の製品も入り混じっており、こうした面からより品質を考えるなら音楽用CD-Rが最適です。こちらの点についても確認しておきましょう。
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