雑学

簡単でわかりやすい!新じゃがいもとじゃがいもの違いとは?おすすめの食べ方や歴史も根菜大好きライターが詳しく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事では新じゃがいもとじゃがいもの違いについてみていくぞ。じゃがいもは一年中スーパーで購入できる上に、安価で食卓に欠かせない食材のひとつだな。常備している家庭も多いだろう。一方新じゃがいもは特定の期間に出回るものだが、普通のじゃがいもとの違いはどこにあるのだろうか。今回はそんな身近な食材、新じゃがいもとじゃがいもの違いや特徴、注意点などを、根菜大好きライターaoと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ao

もともといも類が好きだが、北海道に移住したことでさらにじゃがいもが身近な存在になったライター。皮むきにはピーラー必須。

新じゃがいもとじゃがいもの違いは収穫時期

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春から初夏にかけてスーパーに出回る、小ぶりで可愛らしい新じゃがいも。期間限定のものは、つい手にとりたくなってしまいますよね。この2つの違いは収穫時期にあります。

新じゃがいもの収穫時期

新じゃがいもとは、通常のじゃがいもを完熟前に収穫したもの。多くは九州を中心に冬から栽培され、まだ葉と茎が青く小ぶりな状態で収穫されてすぐに出荷されます。皮が薄くて水分を多く含んでいるので、みずみずしく柔らかい食感で、香り高いのが特徴です。

収穫時期は地域によって異なり、一般的には冬に植え付けたものが3月から初夏にかけて収穫されますが、北海道では春に植え付けを行い、秋に収穫されます。

じゃがいもの収穫時期

一方通常のじゃがいもの多くは北海道で春から夏にかけて栽培され、秋から冬にかけて収穫後、貯蔵庫で熟成させたもの。水分が抜けているため新じゃがいもより硬く、でんぷんが多く含まれており、ほくほくとした食感が特徴です。新じゃがいも同様に収穫時期は地域によって異なりますが、収穫が行われない冬のあいだも貯蔵されたものが市場に出回るので、一年中手にいれることができます。

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新じゃがいもとじゃがいもの違いは収穫時期にあったんだな。新じゃがいもというと、春先に出回る印象が強いが、北海道では春から夏にかけて栽培されるので、夏から秋にかけて、貯蔵せずに出荷された新じゃがいもが出回るぞ。新じゃがいも=春が旬というわけではないんだな。

新じゃがいもとじゃがいもの特徴を知ろう

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新じゃがいもは完熟前に収穫されることにより、通常のじゃがいもとは食感に大きな違いが出ることがわかりました。同じじゃがいもではありますが、せっかくならそれぞれの特徴を知って使い分けたいですよね。新じゃがいもとじゃがいもについて、さらにくわしくみていきましょう。

\次のページで「新じゃがいもはビタミンCが豊富!」を解説!/

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