ビジネス雑学

簡単でわかりやすい!インシデントとアクシデントの違いとは?インシデントの積み重ねがアクシデントを生み出す?対応方法もプログラマーがわかりやすく解説

インシデントって聞いたことあるか。たまにニュースなどで見かけることがあると思う。似たような言葉にアクシデントもありますが、この2つは何が違うのかわかるか。インシデントとアクシデントの違いや、なぜインシデントについて考えないといけないのか。実際に会社でインシデント管理もしていたプログラマでもあるライターのwoinaryと一緒に解説していきます。

ライター/woinary

某社で社内向け業務システムの開発、運用を30年近くやっていたシステム屋さん。インシデント管理も仕事のうち。現在はフリーランス。ガジェットやゲーム、ラノベが大好きなおっさんです。

インシデントの積み重ねがアクシデントを生み出す?

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ニュースなどでインシデントという言葉を聞いたことがあるでしょうか。鉄道、航空、船舶関連や通信障害のニュースなどで聞いたことがあるかも。似たような言葉にアクシデントもありますよね。この違いはなんでしょう。

日本語にするとアクシデントは事故、インシデントはできごとです。ざっくり言えば事故にまでならなかったが事故になりかねないできごとがインシデント。多くの会社では事故を起こさないようにインシデント管理を重視しています。ちょっと似ているアクシデントとインシデントの違いは何か。それを説明します。

インシデント:様々なできごとのうち、事故につながるもの

インシデントは英語で、日本語にすると「できごと」です。ちょっと曖昧ですが、さまざまなできごと全般がインシデントになります。ざっくり説明では「事故につながるようなできごと」と説明しましたが、何が事故につながるかは起きてみないとわかりません。そのため、これは事故になりそうかどうかという視点で選別しないようにすることも大切です。

できごとと説明しましたが、状況を指す場合も。例えば、雪嵐や霧で周囲が見通せない状況では事故が起こりやすいですよね。このような特定の状況もインシデントになります。

アクシデント:起こってしまった事故

アクシデントも英語で、日本語にすると「事故、事件」です。アクシデントは普通に使うのでイメージしやすいかと思います。追突事故や医療事故など、具体的に生じたことが分かっていて、その結果として何かの損害が生じているものがアクシデントです。

インシデントとアクシデントの関係はどうなっているのでしょう。アクシデントにはなんらかの原因があります。その原因となるようなできごとや状況がインシデントと考えてください。ただ、インシデントが発生しても必ずアクシデントにつながるわけではありません。同じことをしていても100回は問題がなく、101回目に事故を起こすことも。アクシデントにならないようにインシデントの段階で気づいて予防することが大切です。

分野で色々、インシデントとアクシデントの実例

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基本的なアクシデントとインシデントの関係を簡単に説明しましたが、分野によってもちょっと違う使い方をすることもあります。インシデントという言葉は主にアクシデントが起きてほしくないような分野で使われることが多いです。例えば人命を預かる医療分野や公共交通機関など。また、ビジネスの現場でも使われることがあります。これらの分野ごとに事例を見てみましょう。

\次のページで「分野その1.医療業界の現場では」を解説!/

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