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春菊の簡単おすすめの食べ方は?冷蔵庫保存のポイントは立てる!下処理方法や使用方法を管理栄養士が分かりやすく解説

この記事では春菊の下処理方法や食べ方についてみていきます。春菊の食べ方と言えばお鍋やすき焼きですが、サラダや炒め物など何にしてもおいしく食べられるみたいです。定番の食べ方からいつもと違う食べ方もみてみよう。また、春菊の保存にはポイントがありますが、鮮度は保ちつつ早めに食べることがおすすめみたいです。
今回はそんな春菊の下処理方法から、おすすめの食べ方などについて管理栄養士のミサキと一緒に解説していきます。

ライター/ミサキ

給食施設で働く現役管理栄養士。おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。春菊などの少し苦みのある野菜がお気に入り。

春菊の下処理方法

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春菊の下処理方法はサッと洗って切るだけ。手間がかからず簡単です。

春菊はサッと洗おう

春菊はすき焼きやお鍋などで加熱するときでも洗ってから使用しましょう。春菊は土がついていることがあります。ボウルに水を張ってその中で春菊をゆすってしっかり泥を落としましょう。根付の場合は特に注意して洗います。長く時間をかけてしまうと栄養や旨みが抜けてしまうので、数十秒でさっと洗いましょう。

食べられないところはあるの?

春菊は根まで食べることのできる野菜ですが、根や太い茎の根元は繊維っぽくて食べづらいことも多いです。根付の場合は茎を2cmほど根と一緒に、根が付いていない場合は固そうなら1cmほど茎をカットすると良いでしょう。料理や春菊の大きさによって、半分~4等分に切って使用します。天ぷらに使用する場合は柔らかい葉だけ使用して、茎の部分は適当な長さに切って他の副菜に使用すると良いでしょう。

根や茎の根元部分が柔らかそうな場合は、炒めたりゆでたりして濃い目の味付けでおつまみのようにするのがおすすめです。

春菊はアク抜きが必要ない!

春菊はアクが少ない野菜ですので、すき焼きやナムルはじめ炒め物やスープ、サラダでも下茹では必要ありません。ほうれんそうや小松菜などの春菊と似たような葉物の野菜は、アクが強いので下茹でをしてから使うことが多いです。しかし、春菊は下茹でしないほうが栄養を逃さず食べられます。

春菊の苦みがどうしても苦手な方は、沸騰したお湯で数十秒ゆでるにとどめてましょう。ゆでる際は、輪ゴムで束ねたままお湯に入れるとバラバラにならず時短になります。

春菊のおすすめの食べ方5選

冬野菜の春菊は旬の料理によく使われていますが、一年中流通しておりさまざまな料理で使われていますね。一般的な使い方から変わった使い方までご紹介していきます。

1.定番中の定番!「お鍋」や「すき焼き」

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寒い冬に食べたくなる、お鍋やすき焼きで定番の野菜の1つが春菊。大きめにカットして入れると食べやすいでしょう。お鍋では他の具材と一緒に生のまま鍋に入れ、よく煮てから具材を食べて、最後にしめを食べることがおすすめです。具材の栄養が溶け出ただしを使った雑炊やうどんなどのしめをいただくことで、栄養を逃さずにとることができます。

すき焼きは割り下の量を多くしすぎないのが、栄養を逃さずに食べられるポイントです。足りなくなれば調味料を後から足すこともできます。長ねぎや白菜などお肉と一緒ならたくさんの野菜を食べられるのも良いですよね。

2.天ぷら粉を使えば簡単!人気の「天ぷら」

春菊の柔らかい葉の部分を使用して天ぷらにするのがおすすめです。茎ごと天ぷらにすることもできますが、サクサクとした食感と食べやすさを考えると柔らかい部分のみにして、茎の部分は和え物やすまし汁などにすると良いでしょう。

てんぷらは小麦粉で作ることが多いですが、べちゃっとしてうまくできないこともありますよね。おすすめなのは、天ぷら粉を使用することです。天ぷら粉と水を混ぜるだけで冷めてもサクサクの食感で、今までの苦労は何だったんだ!という気持ちになります。

同じ要領でかき揚げも作れますよ。かき揚げなら茎の硬い部分も一緒に入れて食感を楽しめます。ぜひ使用してみてください。

3.生でも食べられる春菊を「サラダ」でいただく

春菊は生でも食べられるので、シンプルにサラダでいただくのも良いでしょう。洗って切るだけなので手間や時間もかからずに作れますよ。春菊はチーズやトマト、ベーコン、オリーブオイルや、しらすや醤油、ごま油など、和にも洋にも中華にも合うので、好きなドレッシングを使用したりアレンジしたりできます。春菊のサラダならメインの食事に左右されずに副菜として使用できるのでおすすめです。

4.「ナムル」や「胡麻和え」などの副菜で活躍

春菊の鮮度が少し落ちてしまったときや生で食べるには苦みが苦手な方は、サッとゆでてナムルや胡麻和えなどの副菜にするのが良いでしょう。ゆですぎると栄養が逃げてしまうので、短時間でサッとゆでるのがポイントです。しょうゆやごま油と和えてナムルに、すりごまと和えれば胡麻和えに、春菊の風味がいろんな食材とよくマッチします。

そのほかにも、豆腐と和えて白和えにしたり、桜エビと和えたり、混ぜる食材によってより一層の栄養強化にもつながるでしょう。

5.春菊で「草餅」が作れる!

春になると食べたくなる草餅も、春菊で作ることができます。草餅の材料となる御形(ごぎょう)やよもぎはなかなか手に入らない食材でもありますが、春菊で代用すれば簡単に作れるのでおすすめです。

春菊の葉の柔らかい部分を使用すると作りやすいでしょう。サッとゆでて包丁やフードプロセッサーで細かく刻み、お湯で練った上新粉や白玉粉とよく混ぜると、緑色のお餅になります。あんこを包んだり餅を丸めてあんこをかけたりすれば、御形やよもぎがなくても草餅作れて楽しめるでしょう。

春菊の保存方法と日持ちの目安

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春菊は収穫後一気に鮮度が落ちてしまうので、早めに食べることと正しい保存をすることが大切です。冷蔵保存がおすすめですが、3つの保存方法とそれぞれの日持ちの目安をみてみましょう。

1.常温保存は1~2日

春菊はスーパーでは常温で販売されていますが、購入後も常温で保管すると鮮度が一気に落ちてしまい約2日しか持ちません。購入した日に使わない場合は必ず冷蔵庫にしまいましょう。値きり商品などで販売している春菊は、その日のうちに使える場合だけ購入するのが良いですよ。

2.正しい冷蔵保存でおいしく保存

春菊は上手に冷蔵すると、5日程度保存可能です。購入後そのまま横にして野菜室にしまうと、2~3日でしんなりして風味や味が落ちてしまいます。

根元に濡らしたクッキングペーパーを、葉の部分には乾いたクッキングペーパーをまいて袋をかぶせて、ペットボトルやコップに立てて冷蔵保存すると5~7日間鮮度を保って保存可能です。少し手間はかかりますが、長持ちさせるコツなのでぜひ取り入れてみてください。

3.使い切れないなら早めに冷凍保存

春菊は購入後1~2日くらいの早い段階で冷凍保存すると、約1ヵ月保存できます。副菜やスープで小出しにして使いたい方には冷凍がおすすめです。簡単なのは、生の状態で冷凍すること。春菊をさっと洗ってからカットして、水気をよくふき取ってから冷凍します。使用するときは、凍ったまま加熱しましょう。

また、サッと下茹でしてから冷凍保存すると、食感や風味の劣化が抑えられます。下茹でした後に水気を切ってから使用分ごとに分けてラップに包みましょう。汁物やお鍋に入れるときは冷凍のまま、ナムルや和え物に使用するときは電子レンジで加熱してから使用すると使いやすいです。

春菊を正しく保存してさまざまなメニューで活用しよう

春菊のおすすめの食べ方や保存方法などが分かりました。春菊は生でサラダにしても加熱してもおいしく食べられる野菜です。色々な種類の食材や調味料と相性が良いので、購入してもさまざまなレシピで使用できます。また、正しい保存方法で長くおいしい状態で保管して、いつでもおいしく春菊を食べてほしいです。さっそく春菊を使ったメニューにしてみてはいかがですか?

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