雑学

簡単で分かりやすい役者と俳優の違い!成り立ちや類似語も文学部卒ライターが詳しく解説

この記事では役者と俳優の違いについてみていきます。どちらも演劇などの分野で、何らかの配役について演技をする人やそのような職業を表すイメージが強いよな。両者の言葉の違いは、仏教に関係しているか芸能に関係しているか、もともとの言葉の成り立ちから来ているようです。今回は2つの語句の違いについて成り立ちを確認しながら、文学部卒のライター海辺のつばくろと一緒に確認していきます。

ライター/海辺のつばくろ

演技をする人を役者と俳優というけれど、どのような違いがあるのか気になった文学部卒ライター。

役者の成り立ちと意味

image by iStockphoto

役者はもともと、ある役割についている人をいいます。そこから後世に演技をする人抜け目のない人などの意味で使われるようになりました。

役者の成り立ち:仏教の法会や神道の行事で役目を担う人

古代(奈良・平安時代)の時代には、神道や仏教などの宗教関連の儀式で特別な役割を担当している人、ある職務を担当する役人などを指しました。特に、お寺で何らかの役に従事したり、仏教行事や法事などで所定の役を任されたりしている僧侶について使うことが多いです。

1.演技をする人:能や狂言・文楽などの古典演劇

何らかの役目につくことから派生して、芸能を通じて奉仕する人を指す意味で使われるようになりました。江戸時代では、能役者や歌舞伎役者だけでなく、文楽などの人形遣い、和楽器の演奏などのお囃子をする人なども含まれています。

時代が下るにつれ、役割が振り当てられて演技に定評のある人を指すようになり、舞台だけでなく映像やテレビなどでも演技をする人演技をする人の職業を表すようになっていきました。

2.抜け目のない人:演技をするところから派生

役者は優れた演技をする人をいうことから、人をあざむいて駆け引きをするのが上手な人、抜け目のない人という意味が派生しています。

なかなかの役者ですね。」とは、ドラマなどを見て演技をしている人をほめるならよいのですが、そうでなければ油断がならない性格を当てこすって言うことも。使い方や受け取り方に気をつけたほうがいいかもしれません。

\次のページで「俳優の成り立ちと意味」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: