雑学

3分で簡単にわかる!チアダンスとチアリーディングの違いを元チアリーダーがわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事ではチアダンスとチアリーディングの違いについてみていくぞ。スポーツ観戦や海外ドラマでチアリーダーを目にしたことがある人も多いだろう。どちらもチアという名前がついているが同じ競技なのだろうか。実は両者にははっきりとした区別が存在するらしい。
今回はチアダンスとチアリーディングの違いを、元チアリーダーのまるっこと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/まるっこ

元チアリーダー。何事もまずはやってみる精神の持ち主で、これまで多種多様なスポーツやアルバイトを経験してきた。その経験をふまえて簡単にわかりやすく情報をお伝えすることに努力している。

チアダンスとチアリーディングの違いは競技内容

image by iStockphoto

チアダンスとチアリーディングは、異なる種目に特化することで明確に区別されてきました。最大の違いは「スタンツ」という技を行うかどうかです。「スタンツ」とは組体操のようなもので、複数人で足場をつくり人を高い場所へ持ち上げたり飛ばしたりする技を指し示します。

チアリーディングでは「スタンツ」は必須と考えられているのですが、チアダンスにおいては「スタンツ」を行うことは禁止です。このようにチアダンスとチアリーディングは、定められている競技ルールが少し異なります。

チアダンス:ダンス重視

チアダンスは海外では”ポムダンス”と呼ばれることが多く、ポンポンを使って披露されるダンスです。バレエ・新体操・ヒップホップなど、他のダンスの要素を取り入れながら発達してきました。

特徴的な技は、全員が整列して同じステップを踏むラインダンスがあります。チアリーディングに比べてダンスに特化しているため、一糸乱れぬ動きや高度なダンステクニックが求められるスポーツです。

チアリーディング:アクロバット重視

チアリーディングは1860年代にアメリカで誕生し、アメリカンフットボールの試合で選手を鼓舞することを目的に発展してきました。チアダンスに比べてダンスはあまり重要ではなく、アクロバット要素が評価されるポイントになります。代表的な例は「スタンツ」や体操選手がマット運動などで繰り広げる演技の「タンブリング」です。

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ダンス重視がチアダンスで、アクロバット重視がチアリーディングだな。

チアダンスとチアリーディングの共通点は?

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競技内容については大きな違いが存在することがわかりましたね。一方で、似ている部分もいくつか存在します。ここからはチアダンスとチアリーディングの共通点について見ていきましょう。

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