
3分で簡単にわかる!miniHDMIとHDMIの違いとは?HDMI端子の種類や見分け方も読書家ライターがわかりやすく解説!


解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ハヤカワ
学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。
miniHDMIとHDMIの違いとは?

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ゲーム機やタブレット・スマートフォンなど電子機器を、テレビやモニターに接続する際に必要な「HDMIケーブル」。実はHDMIケーブルには、miniHDMIケーブルを含む複数の種類があり、それぞれ接続できる機器や性能が違うため注意が必要です。
そのため機器接続のためにHDMIケーブルを使用する際は、どの種類のケーブルが使用できるか事前にチェックし、接続したい機器にあった種類のHDMIケーブルを購入しましょう。

HDMIとは「High-Definition Multimedia Interface(高精細度マルチメディアインターフェース)」の略称で、2002年12月に誕生した規格だ。一般家電向けのケーブルとして生まれ、現在はほぼ全てのテレビに搭載されている規格となっている。
HDMI規格の種類一覧と見分け方

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ここからはHDMI規格の種類一覧と、その見分け方について簡単にご紹介していきます。それぞれの特徴と見分け方を確認していきましょう。
1.HDMIタイプA
「HDMIタイプA」は最も一般的な種類となっており、テレビ・モニターとゲーム機・ブルーレイプレイヤーなど、多くの機器の接続に使用されている規格です。こちらは他の規格よりも少し幅広の端子となっています。こちらも覚えておきましょう。
2.HDMIタイプB
「HDMIタイプB」はタイプA以上の高画質に対応するために設計された規格となっており、デュアルリンク機能を備えフルHD以上の高画質に対応しています。HDMIタイプAよりも幅広の端子が特徴です。しかしHDMIのバージョンが1.3以降になると、シングルリンクでもより高画質の出力が可能になり、現在は使われていない規格となっています。
3.HDMIタイプC(miniHDMI)
「HDMIタイプC」は主にデジタルカメラ・ビデオカメラといった小型機器で使用されるHDMI規格となっています。タイプAよりも端子部分が小型となっており、接続先は「タイプCコネクタ」です。接続したい機器がminiHDMIを採用している場合は、こちらを使用していきましょう。
4.HDMIタイプD(マイクロHDMI)
「HDMIタイプD」はマイクロHDMIとも呼ばれており、スマートフォンやタブレットなどの接続に使用されるHDMI規格となっています。こちらはminiHDMIよりもさらに小型の端子となっており、接続先は「HDMIタイプDコネクタ」です。miniHDMIと混同してしまわないように注意しましょう。
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