
3分で簡単にわかる!「収める」と「納める」の違いとは?「修める」や「治める」との使い分けも主婦ライターが詳しくわかりやすく解説
1.乱れているものを、落ち着いて穏やかな状態にする。争いや動揺をしずめる。
2.世の中や家の中を秩序ある状態にする。統治する。
3.病気などを治す。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「おさめる【治める】」
「治める」には「落ち着いた状態にする」という意味がありますが、この意味で使う場合は「収める」を使っても間違いではありません。また、「病気を治す」という意味もあり、「頭痛が治まった」というような使い方をします。
何かを落ち着かせて安定した状態にすることを表現したい場合に、こちらの「治める」を使うことが多いようです。「治める」を使った熟語には「治安」や「治療」などがありますね。
「収める」と「納める」の使い分けは熟語を当てはめてみよう!
「収める」と「納める」の違いは理解できたでしょうか。「ものを中に入れる」という意味では「収める」を使うことが多いですが、税金など金品に関することをいう場合には「納める」を使うということを覚えておきましょう。もし使い分けに迷った場合は熟語をヒントにするとわかりやすくなる場合も!「収める」は「収容」や「収得」、「納める」は「納入」や「納付」などの熟語と置き換えてみてくださいね。