
簡単でわかりやすい!「おしるこ」と「ぜんざい」の違いとは?由来や関東と関西での呼び方など甘党ライターが詳しく解説


解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/城崎ミト
甘いものは片時も離せない、ティータイム大好きライター。大好物は生どら焼きとカヌレ。和菓子も洋菓子も紅茶と共にいただく。
おしることぜんざいは似て非なるもの

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あんこを使った甘い汁物といえば、おしるこ(お汁粉)とぜんざい(善哉)ですよね。この2つの違いは地方によって様々。今回はそんなおしることぜんざいの由来と定義について簡単にご紹介します。
おしるこは小豆あんを汁物にしたもの
おしるこは小豆あんを汁にして甘く煮たものに、焼き餅や白玉、栗の甘露煮などを乗せた汁物です。元々は乾燥させて粉にしたあんこの「さらしあん」を汁状にしていたことから、「お汁粉」と呼ばれるようになりました。起源は江戸時代の「すすり団子」から来ていると言われています。
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ぜんざいは小豆を甘く煮たもの
ぜんざいとは、小豆を砂糖で甘く煮た甘味です。豆の粒が残っていて、汁が少ないものを一般的にぜんざいと呼んでいるのだとか。
おしることぜんざいは地域ごとに定義が違う
おしるこのぜんざいの特徴について、関東と関西に分けてご紹介します。自分がおしるこだと思っていたものは実はぜんざいだった、ということがあるかもしれません。
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