「のびる」の対象は時間や距離になりますね。この対象の端の点に注目して捉えてみるとさらにわかりやすくなるかもしれません。端の点の位置が変わらず、その点の先に加えたり追加してのばしていく場合は「延」をつかって表現することになります。
生き延びる…既に決まっていた生きる範囲を突破して、さらにつぎ足して生きる状態を長くする
例にあげた「生き延びる」ですが、端の点を限界点と言い換えて、生きる限界点を突破して、さらにつぎ足していくと捉えると理解しやすくなるでしょう。
のびる対象の変化を意識して、伸びると延びるを使い分けよう!
文章を書くときに、この場合はどっちの「のびる」だっけ?と迷ったら、のびる対象の状態がどうなっているのかということを考えてみましょう。対象自体の状態が長くなったり広がったり変化しているのか、はたまた、対象自体は変わらず、つぎ足したり加えたりすることで長くなったり広がったりしているのか、このポイントを意識することで「伸びる」と「延びる」の使い分けは簡単にできるはずです。
何気なく使っている言葉だからこそ、しっかり意味を理解して使い分けてみるのも面白いかもしれません。「のびる」にとどまらず、日ごろから丁寧に言葉の意味を考えてみるのもおすすめです。

