この記事では新生姜と生姜の違いについてみていきます。生姜を知らない人はおそらくいないでしょう。スライスしたりおろしたりして、薬味として使われることの多い食材です。新生姜はピンク色をしているが、見た目以外に違いはあるのでしょうか。今回はそんな新生姜と生姜の違いや効能、注意点について、健康オタクライターaoと一緒に解説していきます。

ライター/ao

冷え性対策の為に、毎日生姜湯を飲んでいるライター。たまに摂りすぎて下痢になる。

新生姜と生姜の違いとは?

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漬物や薬味として一年中大活躍する生姜。年中スーパーで購入することができ、冷蔵庫の中に必ず入っているという人も多いのではないでしょうか。黄土色でごつごつした見た目の生姜と新生姜との違いはどこにあるのか解説していきます。

違いは収穫時期にあり!

新生姜と生姜は、同じ根生姜(ねしょうが)で、違いは収穫時期だけ。新生姜は、春に植えた種用の根生姜からコブのように出てきた新しい根の部分が初夏に収穫され、すぐに出荷されたものです。

一方の生姜は秋に収穫され、2~3ヶ月ほど貯蔵してから出荷されています。この貯蔵期間中に繊維質が増え、皮の色も変化するのです。秋に貯蔵された後、翌年まで貯蔵してから出荷されるものを古根生姜(ひねしょうが)といいます。

見た目が違う

新生姜は収穫後にすぐに出荷されるので、透明感があり、白っぽく、先端部分は薄紅色をしています。一方生姜は皮が薄い茶色をしており、中身は黄色くて繊維質です。

味も違う

新生姜は水分を多く含み、辛みが穏やかです。食感はシャキシャキとして歯ごたえを楽しむことができるので、生で食べるのがおすすめ。一方の根生姜は繊維質で辛みや香りが強く、炒めることでより香りがたち、肉や魚の臭みを消す効果があります。

\次のページで「そもそも生姜とは?」を解説!/

そもそも生姜とは?

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新生姜は6~8月頃に限られますが、一年中どこでも手に入る生姜は、さまざまな料理に使われていますよね。とても身近な食材ですが、いつ頃から食べられるようになったのでしょうか?ここでは生姜についての基礎知識を解説していきます。

1.生姜とは

生姜とは、ショウガ科ショウガ属の多年草で、暖地や温室で栽培され、茎が土の中で肥大した地下茎(ちかけい)部分を主に食用とします。原産地は熱帯アジアといわれており、世界各地で香辛料や調味料として親しまれている食材です。中国で多く生産されており、国内消費量の半分は輸入されていますが、国内ではおもに高知県、熊本県、千葉県などで栽培されています。

2.生姜の歴史

熱帯アジアが原産といわれている生姜。インドでは紀元前300~500年前から保存食や医薬品として利用されており、中国でも紀元前650年には食用として利用されていたようです。ヨーロッパには1世紀頃に伝わりましたが、栽培はほとんど行われず、薬用として利用されていました。日本へは、2~3世紀頃に中国から伝わったといわれており、奈良時代には栽培も行われていたようです。

3.生姜の効能

生姜に含まれるジンゲロールとショウガオールには、殺菌作用や解毒作用、さらに血行を促進して身体を温めて代謝を高める作用もあるので、風邪予防や冷え症対策としてもおすすめです。ダイエットにも効果が期待できそうですね。また活性酸素から身体を守ってくれる抗酸化作用があり、がん予防に効果があるといわれているほか、消化促進作用、吐き気の軽減にも効果があるとされています。

生姜についてもっと詳しく!

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生姜にはたくさんの健康効果が期待できることが分かりましたね。これまで以上に生姜を食卓に取り入れていきたいと思った人も多いのではないでしょうか。生姜をもっと気軽に楽しむために、さらに詳しく解説していきます。

\次のページで「生姜の保存方法」を解説!/

生姜の保存方法

新生姜は根生姜に比べて水分量が多いので、あまり日持ちしません。乾燥を防ぐために新聞紙やペーパータオルでしっかり包み、ポリ袋や保存袋に入れてなるべく空気を抜いた状態で冷蔵保存します。冷凍保存も可能です。また甘酢漬けなどに加工してしまえば、長く楽しむことができますね。

根生姜は常温保存、冷蔵保存もできますが、用途に合わせてカットした後、小分けして冷凍保存をしておくと1ヶ月ほどもちますし、使いたい時に解凍してすぐに使えるので便利です。すりおろしたものもラップに包んで冷凍保存できますよ。

生姜チューブ

薬味として少しだけ使いたいときに、わざわざすりおろすのは面倒…。そんな時に活躍してくれるのが生姜チューブ。生の生姜に比べて長期間保存できて非常に便利ですが、生姜チューブには多くの添加物が使用されている上、でんぷんでかさ増しされています。

また栄養面でも生の生姜と比べると劣ってしまうのです。生姜チューブは臭み取りや風味付けに使用し、効能を期待して食べるのなら生の生姜、と使い分けるのが良いかもしれませんね。

食べすぎに注意しよう

さまざまな健康効果が期待できる生姜ですが、食べすぎると消化器官に影響が出てしまい、胸やけ、腹痛や下痢などといった症状が出る場合があります。胃腸が弱い人は過剰摂取にならないように気を付けましょう。また体質によっては動悸やアレルギーを引き起こす場合もあります。生姜の摂取によって不調が現れた時は医師に相談するようにしましょう。

生姜で一年中元気に過ごそう!

ここまで新生姜と生姜の違いについて解説してきました。生姜は古くから薬用として使用されるほど、たくさんの効能をもった食品だということがわかりましたね。生姜は身体が温まるというイメージをもっている方が多いと思いますが、活躍するのは寒い冬だけではありません。食欲増進、発汗作用、疲労回復効果もあるので、夏バテ防止にも積極的に摂りたい食品ですね。保存方法などを工夫して、生姜を気軽にとりいれていきましょう。

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雑学

簡単でわかりやすい!新生姜と生姜の違いとは?効能や注意点も健康オタクライターが詳しく解説

この記事では新生姜と生姜の違いについてみていきます。生姜を知らない人はおそらくいないでしょう。スライスしたりおろしたりして、薬味として使われることの多い食材です。新生姜はピンク色をしているが、見た目以外に違いはあるのでしょうか。今回はそんな新生姜と生姜の違いや効能、注意点について、健康オタクライターaoと一緒に解説していきます。

ライター/ao

冷え性対策の為に、毎日生姜湯を飲んでいるライター。たまに摂りすぎて下痢になる。

新生姜と生姜の違いとは?

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漬物や薬味として一年中大活躍する生姜。年中スーパーで購入することができ、冷蔵庫の中に必ず入っているという人も多いのではないでしょうか。黄土色でごつごつした見た目の生姜と新生姜との違いはどこにあるのか解説していきます。

違いは収穫時期にあり!

新生姜と生姜は、同じ根生姜(ねしょうが)で、違いは収穫時期だけ。新生姜は、春に植えた種用の根生姜からコブのように出てきた新しい根の部分が初夏に収穫され、すぐに出荷されたものです。

一方の生姜は秋に収穫され、2~3ヶ月ほど貯蔵してから出荷されています。この貯蔵期間中に繊維質が増え、皮の色も変化するのです。秋に貯蔵された後、翌年まで貯蔵してから出荷されるものを古根生姜(ひねしょうが)といいます。

見た目が違う

新生姜は収穫後にすぐに出荷されるので、透明感があり、白っぽく、先端部分は薄紅色をしています。一方生姜は皮が薄い茶色をしており、中身は黄色くて繊維質です。

味も違う

新生姜は水分を多く含み、辛みが穏やかです。食感はシャキシャキとして歯ごたえを楽しむことができるので、生で食べるのがおすすめ。一方の根生姜は繊維質で辛みや香りが強く、炒めることでより香りがたち、肉や魚の臭みを消す効果があります。

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