
簡単でわかりやすい!「分かる」「解る」「判る」の違いとは?例文や使い分けも雑学マニアが詳しく解説
・大人になってようやく意味が理解できるようになった。
・古代文明の謎が最新科学によって解明された。
・複数の専門家によって古文書が解読された。
・挙手によって了解を求める。
「判る」の例文・言い換え表現
最後に「判る」の例文をご紹介します。「解る」との違いは「事実がはっきりする」場合によく使われる、ということです。
・家出人の身元が判った。
・ラスト直前まで真犯人が判らない。
・あの台詞だけでは敵なのか味方なのかすら判らない。
・超音波検査でお腹の子の性別が判った。
また、「判る」は「判明」「判別」などで言い換えることができます。
・事件の真相が判明するにはかなりの時間がかかった。
・お揃いの服を着ていると双子の姉がどちらなのか判別できない。
・論旨が判然としないまま書きすすめてしまった。
・最後には世論が判断を下すだろう。
「分かる」「解る」「判る」を適切に使い分けよう
このように「分かる」「解る」「判る」は、「何がわかるのか」によって使い分けられます。厳密に意味を踏まえて書き分けたい場合は「解る」「判る」の漢字を当て、公的な場面や使い分けが難しい場合は「分かる」を使いましょう。最後になりますが、この記事で日本語を理解するお手伝いができたら幸いです。