雑学

簡単で分かりやすい!療育手帳の等級B1とB2の違いとは?判定方法や基準・メリットを元看護師が解説

判定方法と基準は?

市の福祉事務所または市町村窓口に申込み、面接を受けます(多くの都道府県が予約制です)。

児童の場合、面接、医師の診察や標準化された個別知能検査を受けます。保護者からの児童の生活歴や生活状況等の聞き取りも行い、これらの結果を総合的に判断し、判定されるのです。

18歳以上で初めて申請した場合は面接や医師の診察のほか、18歳までに知的機能に障害があったことを示す客観的な資料の提出が必要となります。18歳未満で実施した知能検査結果、特別支援学校などの卒業証書や通知票といった学校での状態を示すもの、受診歴がある人は18歳以前からの知的障害という医師の証明書や診断書などです。18歳未満の様子を詳しく知る人(学校の先生など公的な立場の人が望ましい)や家族からの証言も参考にするため、同行してもらいましょう。関係者から聞き取り等を行い、これらの結果を総合的に判断して、判定します。

等級はA1・A2もある

A1を最重度、A2を重度とする都道府県がほとんどです。

A1は「知能指数おおむね20以下の者で、日常生活に置いて常時介護を必要とする者」や「指数がおおむね20以下または21以上~35以下のもので、身体障害者福祉法に基づく障害等級の1級、2級または3級に該当するもの」といった基準に当てはまる人が認定されます。「知能指数がおおむね21~35の者で日常生活において常時介護を必要とする者」の他に「上記A1に該当しないもの」「指数36以上~50以下のもので障害等級の1級、2級または3級に該当するもの」とされるのがA2です。

療育手帳は自治体によって名前や等級が異なる?

療育手帳以外の名称を使ったり、等級をA・B以外に細分化しても良いことになっており、自治体で異なることがあります。

【名称】
・青森県、愛知県名古屋市:「愛護手帳」
・東京都、神奈川県横浜市:「愛の手帳」

【等級】
・北海道札幌市:最重度、重度「A」、中度「B、B-」
・茨城県、埼玉県:最重度(マルA)、重度(A)、中度(B)、軽度(C)
・千葉県:最重度(マルAの1・マルAの2)、重度(Aの1・Aの2)、中度(Bの1)、軽度(Bの2)
・栃木県、神奈川県:最重度(A1)、重度(A2)、中度(B1)、軽度(B2)
・東京都:最重度(1度)、重度(2度)、中度(3度)、軽度(4度)

他には、群馬県・山梨県でも等級の分類が違います。

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