「目が据わる」の使い方・例文
「目が据わる」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のような場合に用いられます。
1.彼はすっかり酔っ払って、目が据わっている。
2.悪酔いして目が据わり、恐ろしい顔色だ。
3.私の話しを聞くや否や、父の目が据わる。
「目が据わる」は例文のように、酔った時怒った時に目がじっと一点を見つめる様子を表して使われている言葉です。一点を凝視しているというイメージに注意して覚えておきましょう。怒っている様子を表現する場合には、目を動かさず、じっとこちらを凝視している怖い顔つきをイメージしましょう。
また「目を据える」と表現する場合もあります。こちらは文章中において単にじっと一点を見つめるという意味で使用されることが多いため、こちらの点に注意して覚えておきましょう。例文から「目が据わる」の実際の使用場面をイメージし、自身でも使用することができるようにしていきましょう。
「目が据わる」の類義語は?違いは?
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続いて「目が据わる」の類義語・違いについて確認していきましょう。「目が据わる」の類義語をいくつかピックアップしました。関連するよく似た表現との違いを確認することで、「目が据わる」という言葉の機能をより深く理解することができます。
その1「睥睨(へいげい)」:横目でじろりと睨み付ける
「睥睨」は睨みつけて勢いを示すこと、横目でじろりと睨みつけることを意味する言葉です。こちらも睨むような目つきに関する言葉となっており、「目が据わる」と一部似た意味をもった言葉となっています。こちらは横目で睨みつけることを表しており、細かい意味に違いがあるため注意しましょう。
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