3分で簡単にわかる!分散と標準偏差との違いとは?求め方や使い分けも元塾講師がわかりやすく解説
今回はそんな分散と標準偏差の違いを元塾講師の藤沢と分かりやすく解説していきます。
ライター/藤沢 匠
会計事務所勤務をする傍ら副業ライターとして活動中。元塾講師の経験を生かし、数字でお客様の会社を導いている。
分散と標準偏差との違いとは
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分散と標準偏差の違いをズバリ言うと2乗するかしないかの違いです。「2乗って何…?」簡単に説明すると同じ数字を2回かける計算をそういいます。例えば3を2回かけたものは3×3=9になって、9は3の2乗になるわけですね。
つまるところ標準偏差の2乗が分散になるわけですが「どうしてわざわざこんな面倒くさいするの?」「そもそも分散の計算式が分からないんだけど,,,」という疑問をお持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか。そんな皆さんのために分かりやすく解説していきます。
分散とは
分散はデータのばらつき具合を示す値のことです。平均値、中央値、最頻値と同じくデータの特徴を説明する統計学の指標になります。「データのばらつきといわれてもイメージできない」「どうしてばらつきを求めないといけないの?」という疑問を感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。具体的にどんな役割があってどうやって求めるのか例を交えて分かりやすく解説していきます。
分散の意味
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八百屋さんを例に分散の意味を解説していきますね。上記のような八百屋さんをイメージしてみてください。ニンジンとキャベツの1週間の販売数は以下の通りです。
ニンジン キャベツ
月 12個 37個
火 9個 40個
水 11個 34個
木 8個 36個
金 17個 42個
土 20個 45個
日 21個 46個
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