簡単で分かりやすい!「早い」と「速い」の違いとは?「疾い」「捷い」との違いやビジネスシーンでの使い分けも元教員ライターが詳しく解説!
速いの意味
まず、辞書に載っている速いの意味から確認していきましょう。
物事の進む度合いが大きい。動作・進行などがすみやかである。
出典:小学館デジタル大辞泉
辞書の意味から、速いは、ある基準よりも動作や進み方がはやいこと、つまり、一定の時間の中でより多くの動作を完了できることを意味していることが分かりますね。またスピードに関連する「速い」は、一定時間の中でより長い距離を移動するという意味であると考えることができます。
速いの使い方は?
ここでは「速い」の使い方の例をいくつか紹介していきます。
・学生時代は足が速い人が人気者になる。
・もっと速く仕事ができるようになりたい。
・理解が速い人のメモの取り方を真似する。
・時間が経つのが速い。
最後の「時間が経つのが速い」は、「早い」と書かれることも多いですが、この場合要した時間が短いということなので「速い」を使うのが一般的です。
速いの類義語・対義語
速いは、一定の時間・期間の中でより多くの動作を完了できること、より長い距離の移動を完了できることを表していることが分かりましたね。ここから、速いの類義語には「高速」や「ハイスピード」「スピーディー」などが挙げられます。また速いの対義語は「遅い」「ゆっくり」です。
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