雑学

簡単でわかりやすい!生揚げと厚揚げの違いとは?歴史や栄養も大豆製品大好きライターが詳しく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事では生揚げ(なまあげ)と厚揚げ(あつあげ)の違いについてみていくぞ。2つとも豆腐からできた食べ物だな。見た目は全く一緒のようにも見えるが、違いはどこにあるのかよく分からないという人も多いだろう。今回はそんな2つの食べ物の違いやその他の豆腐製品との違い、食べ方などを、大豆製品大好きライターaoと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ao

もともと大豆製品が好きだが、医者にたんばく質不足を指摘されてから、毎日せっせと摂取しているライター。豆腐と納豆は毎晩欠かせない。

生揚げと厚揚げの違いとは?

image by iStockphoto

スーパーの豆腐売り場に並んでいる生揚げと厚揚げ。しょうが焼きにしたり、しょうゆをかけるだけでもおいしいですよね。居酒屋さんの定番メニューでもあります。口にしたことがある人は多いのではないでしょうか。ここでは2つの違いと、見た目が似ている他の豆腐製品との違いを解説していきます。

違いはただ1つ!

生揚げと厚揚げはの違いは、ずばり「呼び方」だけです。原材料も製法もまったく同じ。形は四角形のほかに、三角形のものもありますよ。高温で揚げて作られますが、中の豆腐は火が通っておらず生のままなので、「生揚げ」といいます。

油揚げとの違いは?

生揚げ・厚揚げと油揚げ(あぶらあげ)の原料は同じですが、製法が異なります。生揚げ・厚揚げは表面だけを揚げて、中の豆腐には火が通っていません。一方油揚げは、豆腐を2cmほどの薄切りにして水分をきり、中まで火が通るように2、3度揚げて作られているのです。「薄揚げ」や「寿司揚げ」とも呼ばれています。

油分が多いので、油抜きをして使われることが多いです。けんちん汁や味噌汁など、汁物の具として使用されることも多いですね。

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