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簡単でわかりやすい!生ビールと発泡酒の違いとは?麦芽の量が違う?ビール・第3のビールとの違いも現役OLライターがくわしく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事では生ビールと発泡酒の違いについてみていくぞ。どちらもビール類に分類されるアルコール飲料だな。違いはずばり麦芽使用料にあるんだそう。両者の違いはもちろん、日本の法律では第3のビールについてまでしっかり定義がされているようだ。今回は飲み会の定番、毎日の晩酌の主役ビールについて現役OLライターyukoと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/yuko

工事会社勤務9年目、業界柄まわりにお酒好きな人が多い。自身もお取り寄せのクラフトビールにはまり、ビールの飲み比べを毎日のご褒美にして生きている。最近は身体を気遣い糖質0、カロリー0のビール飲料にも興味津々な現役OLライター。

生ビールと発泡酒の違い:その1.麦芽使用比率

image by iStockphoto

生ビールと発泡酒の違いは麦芽使用比率副原料の内容と比率にあります。この比率については日本の酒税法に定められた基準があるんだそう。まずは麦芽使用比率について、生ビールと発泡酒、第3のビールとも比較して具体的にみていきましょう。

生ビール:麦芽使用率50%以上

ビールの原料は麦芽、水、ホップ。このうち、水とホップを除いた麦芽の使用比率が50%以上のものが日本の酒税法ではビールと定義されています。ビールの味は、麦芽のほかに法律で定められた副原料の中から何をどれくらい使うかということで決まってくるんだそう。つまり麦芽以外の副原料の使用比率がビールの個性を分けるポイントになってきます。

例えば、麦芽80%で副原料20%というビールもあれば、麦芽50%で副原料50%なんていうビールもあるということです。この割合が麦芽よりも副原料が上回って麦芽使用率が50%を下回った飲料は、日本の法律上ビールと表記できなくなってしまうんですね。

発泡酒:麦芽使用率50%未満

麦芽使用率が50%未満になると、ビールと表記することができなくなり、日本の法律上は発泡酒という扱いになります。つまり、麦芽40%で副原料60%のように、香りや味を決める副原料の割合が麦芽を上回ると発泡酒と表記せざるを得ないということです。

\次のページで「第3のビール:麦芽使用率0%」を解説!/

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