
今回は資格取得が趣味だという雑学好きライターおおつけと一緒に解説していきます。
ライター/おおつけ
現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。業務的な資格からマニアックな資格まで、暇さえあれば資格を取得する資格マニア。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。
CBTとPBTの違い

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資格の検定試験などで利用される受験方式には「CBT」と「PBT」と呼ばれる形式があります。近年よく見かける言葉ですが、この2つの試験の違いは何なのでしょうか。ここでは「CBT」と「PBT」の違いについて解説していきます。
CBT:パソコンを使って受験する方式
「CBT」とは「Computer Based Tasting」の略称で、パソコンを使って受験する方式のことです。試験会場のデスクにそれぞれパソコンが用意されており、受験者はそのパソコンを使って解答します。パソコンの可能な操作には制限がかけられているため、監視員がいなくてもかなりの確率で不正を防げることがメリットです。
PBT:問題用紙と解答用紙を使って受験する方式
「PBT」とは「Paper Based Tasting」の略称で、紙を使って受験する方式のことです。ここでいう紙とは問題用紙と解答用紙のこと。受験者のデスクにそれぞれ問題用紙と解答用紙を配り、監視員が監視しながら実施します。日本の学校教育の現場などでは一般的な方式ですね。
IBTって何?

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「CBT」と「PBT」の違いについてはおわかりいただけだと思います。ですが近年、この2方式と同じくらい普及しはじめた受験方式があるんです。それは「IBT」と呼ばれるもの。ここでは「IBT」がいったいどのような受験方式なのか解説していきます。
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