雑学食べ物・飲み物

3分で簡単にわかる醸造酒と蒸留酒の違い!酔いやすいのはどっち?混成酒との違いもお酒好きライターがわかりやすく解説

醸造酒は酔いやすい

一般的に「醸造酒」は酔いやすいと言われています。「醸造酒」のアルコール度数はビールで5パーセント前後、日本酒やワインで15パーセント前後のためそこまで高くありません。逆を言えばアルコール以外の成分が多く含まれているため体内での吸収・分解の負担が多くなります。

またアルコール度数が低いということは有機物が多く品質が変わりやすいことでもあるのです。そのため添加物を投入する場合があるのですが、この添加物が二日酔いなどの原因になるとも言われています。

「醸造酒」のちゃんぽんは悪酔いの原因の一つ。ちゃんぽんとはジャンルの違うお酒を飲み合わせること。例えば日本酒とワインのちゃんぽんは禁物です。

蒸留酒は酔いにくい

「蒸留酒」は「醸造酒」に比べて酔いにくいと言われています。「蒸留酒」のアルコール度数は焼酎で25パーセント前後、ウィスキーやブランデーで50パーセント前後と高めです。

しかし純粋なアルコールにより近い「蒸留酒」は水とアルコール以外の成分量がそこまで多くありません。要するに不純物が少ないのです。そしてアルコールの種類もエタノールというものがほとんどで、また添加物なども基本的に含んでいません。そのため意外にも「蒸留酒」の方が吸収と分解はスムーズになり、悪酔いしにくいと言えます。もちろん飲み方は制限しないとダメですよ。

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「醸造酒」と「蒸留酒」では、意外にもアルコール度数の高い「蒸留酒」の方が酔いにくいようだな。とは言っても適量を超えてしまうと結局体は吸収・分解できず悪酔いしてしまう。酒はほどほどに楽しまないとだな。

醸造酒と蒸留酒は製造方法が違う

ここまで「醸造酒」と「蒸留酒」の違い、「混成酒」とはどのようなお酒か、そして「醸造酒」と「蒸留酒」の酔い方の違いについて解説してきました。今まで何気なく飲んできたお酒の見方が変わったのではないでしょうか。

生まれた国や土地の文化が色濃く表れているのがお酒です。また近年ではクラフトビールやマイクロワイナリーと呼ばれる小規模生産者も増え、よりそれぞれの個性が際立ってきています。農業技術や製造技術の向上により、年々お酒の品質は良くなっている印象です。みなさんもお気に入りのお酒を探してみてはいかがでしょうか。

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