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簡単でわかりやすい!婚約指輪と結婚指輪の違いとは?現代の指輪事情や左手薬指につける理由も現役OLライターがくわしく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事では婚約指輪と結婚指輪の違いについてみていくぞ。どちらも婚約や結婚に関する指輪で特別感があるよな。違いはずばり身に着けている期間にあるようだが、様々なカップルがいるなかで購入状況や着用機会など選択の幅が広がってきているようだ。今回は指輪文化が浸透した背景から左手薬指に着用する意味まで現役OLライターyukoと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/yuko

土木工事会社勤務9年目。結婚適齢期といわれる年齢になり、婚約指輪や結婚指輪など結婚に関するワードに意識が向くようになる。それでも日々穏やかに過ごすことを目標に生き、浮かんでくるモヤモヤを言語化することでストレス解消をはかる現役OLライター.。

婚約指輪と結婚指輪の違いは身につける期間

image by iStockphoto

婚約指輪と結婚指輪どちらも、人生の節目イベント結婚に関係する指輪になります。簡単に説明すると、婚約指輪は婚約から結婚するまで、結婚指輪は結婚してから着用するものです。まずは贈る目的や役割についてそれぞれ詳しくみていきましょう。

婚約指輪:婚約から結婚するまで

婚約指輪は婚約から結婚までの間に身につける指輪のこと。婚約には法的な決まりや制度がないので2人の間で結婚の約束の証しとして男性から女性に贈られるのが婚約指輪になります。

一般的には婚約中に着用する指輪ですが、友人の結婚式への参列時や、子供の入園入学式などのお祝いの場、何か特別なお出かけやデートの際に着用するのもいいんだそう。反対に葬儀など弔事(ちょうじ)の場ではきらびやかな装飾品はNGなので外しておくのがマナー。結婚指輪と比べると華やかで高価なものが多いです。

結婚指輪:結婚してから

結婚指輪は結婚してから夫婦で身につける指輪のこと。結婚式を行う場合は式中に交換するのが通例です。結婚指輪を着用することで周囲に既婚者であることを示す役割も担います。日常的につけていることを想定して、婚約指輪に比べるとシンプルなデザインが主流です。

婚約指輪が男性から女性へ贈られるのに対して、結婚指輪は男女でお互いに贈り合うものなので、男性のものを女性が、女性のものを男性が購入したり、2人で割り勘にするカップルもいるんだそう。

婚約指輪と結婚指輪はどちらも必要?兼用できる?

婚約指輪も結婚指輪も、どちらも絶対に購入しなくてはいけないものではありません。指輪に代わる婚約、結婚の品を用意するカップルもいるんだそう。ただ指輪を購入するカップルが比較的多いのは事実です。

金銭的事情や好みの問題でどちらか片方だけ購入したり、女性に贈る婚約指輪を結婚指輪と兼用するという選択も可能。その場合は指輪のデザインに気をつけましょう。記念品要素が強いのが婚約指輪なので、宝石を綺麗に魅せるため凹凸やねじれのあるデザインのものが多々あります。結婚指輪と兼用する場合は日常的に着用しても引っかかりが気にならないデザインをえらんでみましょう。

\次のページで「指輪文化が浸透してきた背景は?」を解説!/

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