雑学

3分で簡単にわかる!「ご教示」と「ご教授」の違いとは?「ご指導」や「ご指南」との使い分けも主婦ライターがわかりやすく解説

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「ご教授」の意味

「ご教授」は、「教授」に尊敬の意味を表す接頭語「ご(御)」がついた言葉です。意味を確認しましょう。

1.学問や技芸を教え授けること。
2.児童・生徒・学生に知識・技能を授け、その心意作用の発達を助けること。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「きょうじゅ【教授】」

「ご教授」の使い方

「ご教授」は、より専門的なことや長期間かけて習得しなければならない複雑なことについて教えを受けるときに使う言葉です。使い方は「ご教示」と同様、「ご教授ください」の形で使われ、より丁寧な表現をする場合は「ご教授いただきたく…」のように使います。

「ご教示」と意味は似ていますが、簡単なことを聞きたい場面で「ご教授」を使ってしまうと、相手に大げさな印象を与えてしまうこともあるので違いを理解して使い分けるようにしましょう。以下に「ご教授」を使った例文を挙げます。

貴社の専門であるシステムの分野についてご教授いただけると幸いです。
今後ともご教授賜りますようお願いいたします。
新人の頃よりご教授いただいたことは、今後も私の仕事の指針となるでしょう。

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