3分で簡単にわかる!「ご教示」と「ご教授」の違いとは?「ご指導」や「ご指南」との使い分けも主婦ライターがわかりやすく解説
ライター/えぬとも
文学好きな主婦ライター。大学時代は日本文学を専攻しつつ、日本語学や日本美術史など幅広く学ぶ。今回は、その知識を生かして、2つの言葉の違いをわかりやすく解説していく。
「ご教示」と「ご教授」の違いは?
image by iStockphoto
「ご教示」と「ご教授」は、どちらも主にビジネスシーンにおいてよく使われる言葉です。しかし、使い分けや言い回しが難しい言葉でもあるので、「意味は何となくイメージできるけど違いはよくわからない」「使い方に自信がない」という方も多いのではないでしょうか。
どちらも日常生活ではあまり使うことはないかもしれませんが、ビジネスを円滑にするためにも覚えておくと便利な表現です。それでは、それぞれの意味と使い方を詳しく見ていきましょう。
知識や方法などを教え示すこと。示教。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「きょうじ【教示】」
「ご教示」の使い方
「ご教示」は、一般的に比較的簡単でシンプルなことを教えてほしいときに使う言葉です。ビジネスシーンにおいては、書類の書き方や仕事の簡単な手順などを聞くときによく使われます。
使い方としては、「ご教示ください」というと直接的な表現で、「ご教示いただきたく…」や「ご教示のほど…」というとより丁寧な印象です。目上の人に対して使うときは、後者の丁寧な言い回しをすることが多いので覚えておきましょう。以下に「ご教示」を使った例文を挙げます。
\次のページで「「ご教授」の意味」を解説!/