
ピーナッツはダイエットや美容に効果的!栄養や効能・注意点も管理栄養士が簡単にわかりやすく解説

今回はピーナッツの基本からおさえて、栄養や効能・特徴について管理栄養士のミサキと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ミサキ
給食施設で働く現役管理栄養士。おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。ピーナッツ栽培が盛んな地元で育った。落花生をゆでて食べるのがお気に入り。
ピーナッツはナッツ類ではない?

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ピーナッツは、日本語で言うと「落花生」のことです。落花生は豆と殻まで含めた全体を指すこともありますが、ピーナッツは中の豆部分のみをいいます。
落花生は、マメ科ラッカセイ属の一年草。花が終わると地中に潜ってサヤをつける。食用にされる種子は別名ナンキンマメ(南京豆)、ピーナッツともいい、栄養価が高い。
出典:Wikipedia「ラッカセイ」
ピーナッツはその名前とは違い、ナッツ類ではありません。ナッツ類は栗やクルミ、アーモンドなどの木の実のことを指しますが、ピーナッツは豆類だったのです。ピーナッツは英語で「peanut」と書きますが、「pea」は豆という意味があります。ピーナッツを直訳すると豆の木の実、ということですね。
しかし、ピーナッツは栄養価が高くナッツ類の1つとして扱われることも多くあります。ミックスナッツに入っていることも良くありますね。食品成分表でも種実類と野菜類に記載があります。厳密にはナッツではないもののナッツ類の1つとして考えておいても間違いではないでしょう。
「落花生」と名付けられた理由は?
落花生は、その成長過程から名前が付けられています。落花生は、地上に花が咲いた後に下に向かって伸び、地中に根を張るように実を付けることから「花が落ちて生まれる」という意味で名づけられました。ピーナッツができる過程からも、木の実などのナッツ類ではないことが分かりますね。
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ミックスナッツに入っているし、見た目も名前もナッツ類のようなのに、ピーナッツはナッツではないなんて驚きだ。「南京豆」と呼ぶこともあるが、確かに「豆」と言っているな。ピーナッツがナッツ類でないとしてもナッツのようにおいしく食べられるのは事実であるし、頭の片隅に置いておけば良さそうだ。
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