
簡単でわかりやすい!製菓用チョコレートと板チョコの違いとは?甘いもの好きライターが詳しく解説


解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ao
甘いものが大好きで、ごはんを炊くのと同じくらい日常的にガトーショコラを作り、一人で平らげるライター。ガーナを使用している。
製菓用チョコレートと板チョコの違いとは?

image by iStockphoto
製菓用チョコレートと板チョコ。「製菓用」というくらいですから、お菓子作りに使用するチョコレートのようですが、板チョコとどんな違いがあるのでしょうか?まずは2つの違いについてみていきましょう。
違いその1.使用目的
板チョコはそのまま食べることを目的に加工されたチョコレートです。そのもの自体を「お菓子」として味わい楽しむことができます。一方の製菓用チョコレートはその名前のとおり、お菓子を作るためのチョコレート。お菓子を作るための「材料」として使用するものです。そのままでも食べられますが、材料の一つとして作られているものなので、板チョコのような美味しさは感じられないかもしれません。
こちらの記事もおすすめ
違いその2.カカオ分
市販の板チョコは、そのままお菓子として食べやすくし、かつコストを下げるために、カカオバター以外の油脂や香料などが配合されています。その分、カカオそのものの味わいは弱くなっているのです。
一方、製菓用チョコレートのうちの一つ、クーベルチュールチョコレートは「カカオ分が35%以上かつ、カカオバターが31%以上含まれており、カカオバター以外の代用油脂は5%を上限とする」という厳しい国際規格をクリアしたチョコレートになります。
クーベルチュールチョコレートでない製菓用チョコレートでも、板チョコと比べるとカカオバターが占める割合が高いため、カカオ本来の風味が強くなるのです。
こちらの記事もおすすめ
\次のページで「違いその3.作りやすさ」を解説!/