会社に所属しているとよく聞く言葉に「常務」と「取締役」があるな。
会社のお偉方というイメージはありますが、具体的にどういう役職なのか分からない人はいるはずです。
今回は「常務」と「取締役」の違いについて、雑学好きライターのおおつけと一緒に解説していきます。

ライター/おおつけ

現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。

常務と取締役の違い

image by iStockphoto

会社における経営層、つまりトップの位置というと誰をイメージするでしょうか。会社内であれば「社長」であり、会社を超えた立場だと「会長」ですよね。ですが「常務」や「取締役」という人たちがどの位置にいるのか知っていますか?ここではまず「常務」と「取締役」の違いについて解説していきます。

常務:日常の業務管理を担当する役職

「常務」は日常の業務管理を担当する役職のことです。各事業部は「部長」が管轄していますが、それらの事業部をまとめて管理・監督する立場が「常務」。現場の状況を知らない「社長」を、業務面で補佐しているんですよ。

取締役:会社の意思決定を行う役員

「取締役」は会社の意思決定を行う役員のことを指します。従業員ではなく役員となり、会社法で必ず1名以上の設置が義務付けられている役員です。実は「社長」であっても「取締役」でなければ従業員、つまりはサラリーマンなんですよ。なお「常務」かつ「取締役」であれば「常務取締役」という役職になります。

常務と専務の違い

image by iStockphoto

「常務」と「取締役」の違いについてはおわかりいただけだと思います。ではここで「常務」同様ひんぱんに耳にする「専務」という言葉についても見ていきましょう。いったい「常務」と「専務」ではどちらが上の立場なのでしょうか。

\次のページで「専務:社長の補佐」を解説!/

専務:社長の補佐

「専務」は社長の補佐という意味合いが強い役職です。「副社長」の手前と言えるでしょう。「常務」同様、日常的な業務の管理・監督は行いますが、より経営的な視点に基づくことが多いです。つまりは「社長」や役員の意思決定を直接的にサポートできる権限があります。

常務より専務の方が偉い

「常務」と「専務」を比較すると、立場上は「専務」の方が上ということになります。理由としては「常務」がより日常的な業務管理に集中しているのに対して、「専務」は業務を俯瞰した上で経営に関わることができるからです。

役員の種類

image by iStockphoto

さて、「取締役」は従業員ではなく役員だとさきほど説明しました。役員は会社の意思決定に関われる点と、会社と雇用契約を結ばないという点で従業員とは異なります。ではそんな役員にはどんな種類があるのでしょうか。ここでは「取締役」以外の役員の種類について解説していきます。

会計参与:会計専門の役員

「会計参与」は「取締役」と共同して会計書類などを作成する会計専門の役員です。公正中立な監査や監督を行うために、会計参与は社内から独立した立場である必要があります。そのため会計事務所などの外部機関に所属していて公認会計士や税理士の資格を有しなければなりません。

監査役:取締役と会計参与を監査する

「監査役」は「取締役」と「会計参与」の業務執行を監査する役員のことです。「取締役」と「会計参与」を設置している会社は、必ず「監査役」を設置しなければなりません。「取締役」や「会計監査」に報告を要求し、それぞれの職務に不正がないかをチェックしています。「監査役」も社内から独立した立場でなくてはならず、監査法人などの外部機関が担当することが多いです。

\次のページで「常務は役職の一種、取締役は役員の一種」を解説!/

常務は役職の一種、取締役は役員の一種

ここまで「常務」と「取締役」の違い、「常務」と「専務」の違い、そして「取締役」以外の役員について解説してきました。会社のトップ層の構造が理解できたのではないでしょうか。

「常務」は日常業務を統括している以上、会社の業績に大きな責任を持っています。また会社の意思決定に関わっているため、会社の舵取りについて大きな責任を持つのが「取締役」。「常務」は役職の一種で、「取締役」は役員の一種ですが、いずれも重要な役割を担っていることは間違いないのです。

" /> 3分で簡単にわかる常務と取締役の違い!専務との違いや関連用語も雑学好きライターがわかりやすく解説 – Study-Z
ビジネス雑学

3分で簡単にわかる常務と取締役の違い!専務との違いや関連用語も雑学好きライターがわかりやすく解説

会社に所属しているとよく聞く言葉に「常務」と「取締役」があるな。
会社のお偉方というイメージはありますが、具体的にどういう役職なのか分からない人はいるはずです。
今回は「常務」と「取締役」の違いについて、雑学好きライターのおおつけと一緒に解説していきます。

ライター/おおつけ

現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。

常務と取締役の違い

image by iStockphoto

会社における経営層、つまりトップの位置というと誰をイメージするでしょうか。会社内であれば「社長」であり、会社を超えた立場だと「会長」ですよね。ですが「常務」や「取締役」という人たちがどの位置にいるのか知っていますか?ここではまず「常務」と「取締役」の違いについて解説していきます。

常務:日常の業務管理を担当する役職

「常務」は日常の業務管理を担当する役職のことです。各事業部は「部長」が管轄していますが、それらの事業部をまとめて管理・監督する立場が「常務」。現場の状況を知らない「社長」を、業務面で補佐しているんですよ。

取締役:会社の意思決定を行う役員

「取締役」は会社の意思決定を行う役員のことを指します。従業員ではなく役員となり、会社法で必ず1名以上の設置が義務付けられている役員です。実は「社長」であっても「取締役」でなければ従業員、つまりはサラリーマンなんですよ。なお「常務」かつ「取締役」であれば「常務取締役」という役職になります。

常務と専務の違い

image by iStockphoto

「常務」と「取締役」の違いについてはおわかりいただけだと思います。ではここで「常務」同様ひんぱんに耳にする「専務」という言葉についても見ていきましょう。いったい「常務」と「専務」ではどちらが上の立場なのでしょうか。

\次のページで「専務:社長の補佐」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: