コンビーフはどんな食べ物?特徴や栄養・効能をフードアナリストが簡単にわかりやすく解説
特徴のあるコンビーフ
近年では、コンビーフと一言でいっても高級なものから、低脂肪なものまでいろいろな種類が存在します。ここでは、コンビーフの特徴について解説しますね。
有名なコンビーフ
日本で定番のコンビーフと言えば、緑の缶に牛が描かれたノザキのコンビーフかと思います。ノザキのコンビーフは1948年に製造が開始され、当初は瓶詰めのコンビーフだったんですよ。ノザキのコンビーフは川商フーズ株式会社が製造をしており、コンビーフやニューコンミートの販売総数は2020年時点で9億2955万個にも及びます。
高級なコンビーフ
近年は、高級なコンビーフも多くあります。特に有名なお店は、東京都の千駄木腰塚の自家製コンビーフが有名です。千駄木腰塚のコンビーフは、職人が一つひとつ手作業で作っており一流ホテルなどでも使われているんですよ。
このほかにも、山形牛で作られた加藤牛肉店のコンビーフやあかまる牛肉店の鳥取和牛のA5ランクを使ったコンビーフはお取り寄せ商品やふるさと納税の返礼品としても人気があるんですよ。
健康志向なコンビーフ
塩分の強いイメージのコンビーフですが、近年ではヘルシーに食べることのできる低脂肪のものや、無塩せきのコンビーフが売られています。健康を気にされる人でも食べることのできるコンビーフもあるので、ネットで検索してみて下さいね。
無塩せきとは、亜硝酸ナトリウムなどに漬けていないことを指します。コンビーフ以外にもハムやソーセージなどの加工品を作る工程の中で、塩せきと呼ばれる亜硝酸ナトリウムなどの発色剤に漬け込む工程があるのです。亜硝酸ナトリウムなどは人工の添加物なので懸念される人もいるんですよ。
\次のページで「コンビーフの栄養と効能3選」を解説!/