この記事ではLINEとSNSの違いについてみていきます。どちらもインターネットを通してコミュニケーションを取る手段として知られていますね。ところがLINEをSNSの1つとして、意識している人は少ないのではないでしょうか。今回はそんな現代のコミュニケーションに欠かせない2つのツールの違いを、会社員ライターのれおな=007と一緒に解説していきます。
れおな=007

ライター/れおな=007

一般企業に勤める傍ら執筆活動を続けるWEBライター。ほとんど毎日SNSを利用しているヘビーユーザで、面白いと感じたらすぐ飛びつく人。日常生活でふと疑問に思ったことなどを、わかりやすく表現できるよう日々研究中。

LINEもSNSの一種である

結論から言うと、LINEもSNSの一種に該当します。なぜならアカウントを作成の上、不特定多数の人と関わることができるからです。ところがメールやショートメッセージのような感覚で使っている人も多く、SNSとして意識されていないのかもしれません。

LINEやSNSってどんなもの?

LINEやSNSはそもそもどのようなものでしょうか。本項でそれぞれの特徴について、具体例を挙げながら説明していきます。

LINE:LINE社が提供するSNS

LINEとは、LINE社が提供するSNSのアプリです。多機能なトークや無料通話を使われることが多く、幅広い年齢層のユーザーに支持されています。またタイムラインやオープンチャットを通じて、顔見知りの人に限らず不特定多数の人とつながりを持つことも可能です。

SNS:インターネットで他者とつながれるサービス

image by iStockphoto

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)とは、インターネットで他者とつながれるサービスです。具体的には各サイト内で作成したアカウントを使って文章や写真などを投稿したり、それにコメントをしたりして他のアカウントと交流します。

また親しいアカウントとは、個別のチャットなどで連絡を取ることがあるかもしれません。日常生活では関われなかった不特定多数の人とコミュニケーションを取れるのが、このSNSというサービスです。

そもそもSNSの定義とは?

そもそもSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)とは、どのようなサービスを指す言葉でしょうか。ここでSNSの定義について確認し、LINEがなぜSNSに該当するかを詳しく解説していきます。

1.アカウント登録及びログインが必要

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SNSを利用するにはIDやパスワードを設定するといったアカウント登録や、それを使ったログインが必要です。ログインすると自分のページが表示され、登録及び保存したデータが見られるようになります。

LINEでもアカウント登録及びログインが求められ、初回ログインなどの際は電話番号を使った二段階認証が必須です。またログイン後の自分のページには登録したプロフィールや自分が投稿した内容が表示されるのが一般的で、LINEでもこの仕様が採用されています。

2.不特定多数の人とコミュニケーションを取れる

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SNSではログインしたアカウントを使って、不特定多数の人とコミュニケーションを取ることが可能です。LINEではオープンチャットや公開した自分の投稿内容を通じて、不特定多数の人とやりとりできます。オープンチャットとは趣味をはじめとする共通点のある人が集まって、トークが展開されるものです。

LINEが他のSNSと違うと思われている理由は?

ここまでSNSの定義とLINEがそれに該当する理由を解説してきました。ではなぜLINEは他のSNSとは違うと思われているのでしょうか。考えられる理由を本項で詳しく解説していきましょう。

1.メールのような使い方をするから

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LINEが他のSNSとは違うと思われている最大の理由として、メールのような使い方をするという点が考えられます。特に親しい人との連絡手段としてはメジャーなもので、プライベートの連絡はLINEがメインの人が多いです。またLINEのトークではメールに比べて連絡の内容をさかのぼるのも容易で、スケジュール調整やアナウンスなどの機能が充実しています。

2.不特定多数の人とは他社アプリでやり取りをするから

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不特定多数の人とのやりとりを他社アプリでしているため、LINEをSNSとして意識していない人もいるのかもしれません。具体的には趣味はInstagram、昔からの知り合いや親戚などとはFacebookといった具合にサービスを使い分けているのでしょう。その分類の過程で、LINEは親しい人との連絡手段という性格が強く出たのかもしれません。

このアプリはSNS?該当するものしないものをまとめて解説

ここまでLINEとSNSの関係性について詳しく解説してきましたが、SNSかどうか紛らわしいサービスはないでしょうか。本項では日常生活でよく目にするインターネットのサービスが、SNSかどうかを詳しく解説していきましょう。

\次のページで「1.You Tube:SNSである」を解説!/

1.You Tube:SNSである

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世界的に人気の動画投稿サイトであるYouTubeは、SNSに該当します。なぜならログインしなくても動画の閲覧自体は可能ですが、動画やそれに対するコメントの投稿にはアカウントのログインが必要であるからです。

また自分のアカウントでログインしておくことで投稿した動画を管理したり、閲覧履歴からおすすめの動画が表示されたりするという仕組みになっています。またTik Tokやニコニコ動画なども、You Tubeと同様にSNSに該当するサービスです。

2.SMS(ショートメッセージ):SNSではない

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SMS(ショートメッセージ)はSNSに該当しません。理由はSMSにはアカウントの概念がなく、最初に文面を送る側が相手の携帯電話番号をわかっているだけで連絡が取れるからです。携帯電話回線があるだけで連絡が取れますが、電話帳アプリへの登録などを通じて自ら相手の情報を管理しなければなりません。

3.ブログや掲示板:アカウント登録の要不要による

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ブログや掲示板はアカウント登録やログインの要不要によって、SNSであるかどうかが分かれます。どちらも不特定多数の人とコミュニケーションを取ることは可能ですが、アカウントの概念の有無によって相手と繋がれるかどうかが変わるからです。

もちろんアカウントを使用するのがSNSで、アメーバブログがその最たる例にあたります。反対に5chやWordPressといったアカウントが必ずしも必要なく特定の相手との密接なコミュニケーションが難しいサービスは、SNSとはいえないでしょう。

LINEはSNSの1つであるが個人トークがメインで使われる

ここまで見てきた通りLINEはSNSの1つですが、親しい人との個人トークがメインで使われるアプリです。そして他のSNSとの使い分けの関係で、LINEをSNSとして意識していない人もいるのかもしれません。また日常生活でよく使う、見かけるアプリやサービスもSNSであるかどうかは分かれました。いずれにしろご自身の快適な方法で、LINEをはじめとするSNSとつきあっていけたらいいですね。

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簡単でわかりやすい!LINEとSNSの違いとは?LINEもSNSの1つ?SNSの定義や使い方・特徴も会社員ライターが詳しく解説

この記事ではLINEとSNSの違いについてみていきます。どちらもインターネットを通してコミュニケーションを取る手段として知られていますね。ところがLINEをSNSの1つとして、意識している人は少ないのではないでしょうか。今回はそんな現代のコミュニケーションに欠かせない2つのツールの違いを、会社員ライターのれおな=007と一緒に解説していきます。
れおな=007

ライター/れおな=007

一般企業に勤める傍ら執筆活動を続けるWEBライター。ほとんど毎日SNSを利用しているヘビーユーザで、面白いと感じたらすぐ飛びつく人。日常生活でふと疑問に思ったことなどを、わかりやすく表現できるよう日々研究中。

LINEもSNSの一種である

結論から言うと、LINEもSNSの一種に該当します。なぜならアカウントを作成の上、不特定多数の人と関わることができるからです。ところがメールやショートメッセージのような感覚で使っている人も多く、SNSとして意識されていないのかもしれません。

LINEやSNSってどんなもの?

LINEやSNSはそもそもどのようなものでしょうか。本項でそれぞれの特徴について、具体例を挙げながら説明していきます。

LINE:LINE社が提供するSNS

LINEとは、LINE社が提供するSNSのアプリです。多機能なトークや無料通話を使われることが多く、幅広い年齢層のユーザーに支持されています。またタイムラインやオープンチャットを通じて、顔見知りの人に限らず不特定多数の人とつながりを持つことも可能です。

SNS:インターネットで他者とつながれるサービス

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SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)とは、インターネットで他者とつながれるサービスです。具体的には各サイト内で作成したアカウントを使って文章や写真などを投稿したり、それにコメントをしたりして他のアカウントと交流します。

また親しいアカウントとは、個別のチャットなどで連絡を取ることがあるかもしれません。日常生活では関われなかった不特定多数の人とコミュニケーションを取れるのが、このSNSというサービスです。

そもそもSNSの定義とは?

そもそもSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)とは、どのようなサービスを指す言葉でしょうか。ここでSNSの定義について確認し、LINEがなぜSNSに該当するかを詳しく解説していきます。

1.アカウント登録及びログインが必要

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SNSを利用するにはIDやパスワードを設定するといったアカウント登録や、それを使ったログインが必要です。ログインすると自分のページが表示され、登録及び保存したデータが見られるようになります。

LINEでもアカウント登録及びログインが求められ、初回ログインなどの際は電話番号を使った二段階認証が必須です。またログイン後の自分のページには登録したプロフィールや自分が投稿した内容が表示されるのが一般的で、LINEでもこの仕様が採用されています。

2.不特定多数の人とコミュニケーションを取れる

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SNSではログインしたアカウントを使って、不特定多数の人とコミュニケーションを取ることが可能です。LINEではオープンチャットや公開した自分の投稿内容を通じて、不特定多数の人とやりとりできます。オープンチャットとは趣味をはじめとする共通点のある人が集まって、トークが展開されるものです。

LINEが他のSNSと違うと思われている理由は?

ここまでSNSの定義とLINEがそれに該当する理由を解説してきました。ではなぜLINEは他のSNSとは違うと思われているのでしょうか。考えられる理由を本項で詳しく解説していきましょう。

1.メールのような使い方をするから

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LINEが他のSNSとは違うと思われている最大の理由として、メールのような使い方をするという点が考えられます。特に親しい人との連絡手段としてはメジャーなもので、プライベートの連絡はLINEがメインの人が多いです。またLINEのトークではメールに比べて連絡の内容をさかのぼるのも容易で、スケジュール調整やアナウンスなどの機能が充実しています。

2.不特定多数の人とは他社アプリでやり取りをするから

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不特定多数の人とのやりとりを他社アプリでしているため、LINEをSNSとして意識していない人もいるのかもしれません。具体的には趣味はInstagram、昔からの知り合いや親戚などとはFacebookといった具合にサービスを使い分けているのでしょう。その分類の過程で、LINEは親しい人との連絡手段という性格が強く出たのかもしれません。

このアプリはSNS?該当するものしないものをまとめて解説

ここまでLINEとSNSの関係性について詳しく解説してきましたが、SNSかどうか紛らわしいサービスはないでしょうか。本項では日常生活でよく目にするインターネットのサービスが、SNSかどうかを詳しく解説していきましょう。

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