
ミル貝の正しい下処理と簡単でおすすめの食べ方は?保存方法も現役料理人がわかりやすく解説


解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
ライター/テルトラ
調理経験15年の現役料理人。日本料理や高級寿司店だけでなく、外食チェーンなどで多くの食材にふれてきた。食品衛生責任者の資格を所有している。
1.殻を外す
2.身をさばく
3.湯通しする
4.水管の皮をむく
本ミル貝(ミルクイ)と白ミル貝(ナミガイ)で、下処理の工程自体に違いはありません。貝柱の位置や水管の皮の硬さなど、構造上少し違うだけです。
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1.殻を外す方法(ミル貝のむき方)
専用の貝むきがない場合は、家庭用ステーキナイフで代用可能です。身と殻をつないでる貝柱をはがせば、簡単に殻が外れます。ミル貝の貝柱は片面に2箇所ずつ合計4箇所。白ミル貝は左右同じ位置にありますが、黒ミル貝は1つが水管の奥にあります。
1.水管の脇からナイフを入れ水管横にある貝柱をはがす
2.反対にして同サイドからナイフを入れ貝柱をはがす
3.殻を開きながらくっつている部分を完全にはがす
4.逆面も同様に2箇所の貝柱をはがし殻を外す
殻の内側をなぞるように、ナイフを滑らせるのがコツです。慣れないうちは片面ずつ外したほうが失敗しません。開いた殻を観察すれば、貝柱の位置などがわかるからです。
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