家庭科

てんさい糖と似ている砂糖との違いは?選び方のポイントは2つ!管理栄養士が簡単にわかりやすく解説

てんさい糖の選び方3選

てんさい糖を選ぶときに見るポイントは、産地と形状の2つです。

その1.遺伝子組み換えされていない国産のてんさい糖

日本では遺伝子組み換えの植物の栽培が制限されています。てんさいは遺伝子組み換えが禁止されているので、気になる方は国産のてんさい糖を選びましょう。外国産のものだと、遺伝子組み換えでないことが表示されているものが安心です。

その2.オーガニックのてんさい糖を選びたい

オーガニックや有機栽培にこだわったてんさい糖を選びたいなら、外国産のものにオーガニックの表示があることが多いので注目してみてほしいです。

日本では残留農薬の規定はありますが表示の義務はないので、こだわりたい方は表示のあるものを選びましょう。「有機JASマーク」が付いているのものを選ぶのも良いですが、「化学物質に頼らないことを基本」と定められているので必ずしもオーガニックとは限らないです。

その3.形状でてんさい糖を選ぶ

メーカーによって砂糖の形状や特徴が変わるので、自分に合った特徴のてんさい糖を選ぶ方法もあります。最も一般的なのは、上白糖より粒がやや大きめで通常の料理などに使いやすいタイプです。溶けやすい粉末タイプや、はちみつのような形状のシロップタイプなどもあります。

てんさい糖と他の砂糖との違いは?

茶色い見た目のてんさい糖ですが、よく似ている砂糖とは何が違うのでしょうか。きび砂糖・黒糖・三温糖と比較してみましょう。

1.「きび砂糖」は原材料が違う

image by iStockphoto

茶色い見た目としっとり感がてんさい糖と似ていますが、きび砂糖はさとうきびからできています。さとうきびの絞り汁から不純物を取り除いて精製したものです。作り方はてんさい糖と似ていますが、原料が違うので味わいが違います。

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